先生 ページ35
晴side
「で、そっちで晴はちゃんと先生やれてる?」
「「(え…ちゃんと…?」」
「おい!!なんだその反応は!!!」
お母さんの質問に、怪しげな表情をする五年生。
「…まあ、何言われてもめげないし」
「同じ教師に迫られてもめげないしらしいし」
「その他もろもろめげないし」
「まぁ!!晴はタフなのね」
ぐえええええ
ろっっくな思い出ねええええ
「そら見ろ。言わんこっちゃない。
晴に教師は無理やったんやって。」
「まっ…雨!!!なんてこと言うの!!!」
「あ、お母さん、職場から呼び出されてたで」
雨の言葉にショックをうけ、お母さんが怒ってくれたかと思うと、呼び出しによって家を出てしまった。なんて事だ。
「晴、お前かて言うとったやんけ。十秒に一回は帰りたいって。」
「い…今は一時間に一回だもん」
「……晴は忍者とは相性が悪い。お前らは裏向き。晴や俺らは表舞台なんや。」
「……そうですね」
「っちゅーことで」
鉢屋くんがすんなり認めると、雨は久々知くんと竹谷くんの首根っこを掴み
「さぁ帰った帰った」
投げ捨てるかのように、家の外へ出した。
「「何すんだコラァ!!」」
「学校は辞めさせる」
「何勝手なこと言ってんの!!」
「晴もいい加減にしぃ。住む世界が違うねん。
二度と晴に近づくな。」
門の仕切りを締め切った雨。
忍者として鍛えられているが、それでも子供に対する態度ではない。
「雨!!みんなになんてことするのさ!!!」
「お前のためやぞ。
お前があいつらを想うんならなお戻らん方がええ。自覚ないかもしれへんけどお前は______」
「って、シスコンと大概にしとけ」
「わ!?鉢屋くん!皆!」
「俺たち忍者だから、普通に飛び越えられました」
犯罪一歩手前だね!!
___________バタンッ
「あ…雨!?」
門を飛び越えてきた私の生徒。突然背後に現れたことに衝撃をうけたのか、雨は倒れてしまった。
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イチゴじゃむ(プロフ) - アニメ大好き人間さん» 自分も大好きな2つ混ぜて楽しんでます笑!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月15日 0時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き人間 - まじで2つとも好きなアニメ,漫画なのでめっちゃ嬉しいです!それにとても面白かったです!更新楽しみに待ってますね! (2019年3月14日 23時) (レス) id: 1eb99a50d4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» そう言って頂けるととても嬉しいです!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月14日 15時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 面白くてめっちゃ好きです。。いつも楽しく見させて頂いてます!!!無理せず更新頑張ってください! (2019年3月14日 15時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2019年3月12日 13時