逆ナン ページ32
不破雷蔵side
「それで、三郎。勝手に安倍先生のところに行くなんて言って…本気なの？」
「五年生って…一人で行けばいいのに」
「薄情者！」
とか言いつつ、時はお昼。安倍先生が出発してから五時間後に、僕ら五年生も忍術学園を出た。
三郎がとっさに言った『後から五年生でそっち行くからアホ毛洗って待ってな』により、みごとに巻き添えをくらった。
それに、安倍先生の家なんてちょっと楽しみだなという気持ちもある。
「なぁ…本当にこの道であってんのかよ勘右衛門」
「安倍先生が朝早くから出るのは、お昼前に着きたいから。ってことは、それなりの距離があるんだろ。」
「あーあ、ちょっと休憩しよーぜー」
八左ヱ門の提案に、団子屋で休憩することに。
だいぶ歩いてきたな…もう地図なしでは迷うくらいかもしれない。
「ねぇねぇそこのお兄さんたち、一緒に食べない？」
「野郎で食べてもつまらないでしょう？」
話しかけてきたのは、綺麗に着飾るお姉さん。
やや化粧が濃く、匂いが強い。これなら伝子さんの女装の方がまだいい匂いするのでは。
「奢ってくれるんですか！？」
「豆腐ならあるぞ」
兵助。ちょっとお前は静かに。
と言っても、お姉さんたちは引く気はなさそうだ…。
やや
「おい、やめたれや」
「あら、これまた格好良いお兄さんだこと」
「色男じゃないの〜」
助け舟を出してくれたのは…
「安倍先生…！？」
「いや、安倍先生の唯一の救いである胸がないぞ！」
「三郎いつもどこ見てんの？」
「男装してるのか？」
何故か男装した安倍先生が登場。
お姉さん達が安倍先生に寄り添い、何か話している。
「お姉さんらせっかく綺麗やのに、化粧濃すぎ…呆れるわ。
ほんな濃いとシワ隠しのおばはんやで。
そんなんやったらアソコのおっちゃんにしいや。」
「は、はぁ！？」
「最低ｯｯ！！！」
お姉さんのメンチを切らした安倍先生。
けど、一応助かった。まさか安倍先生に助けられるなんて…
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イチゴじゃむ(プロフ) - アニメ大好き人間さん» 自分も大好きな2つ混ぜて楽しんでます笑！ありがとうございます！(＾ω＾) (2019年3月15日 0時) (
レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き人間 - まじで2つとも好きなアニメ，漫画なのでめっちゃ嬉しいです！それにとても面白かったです！更新楽しみに待ってますね！ (2019年3月14日 23時) (レス) id: 1eb99a50d4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» そう言って頂けるととても嬉しいです！ありがとうございます！(＾ω＾) (2019年3月14日 15時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 面白くてめっちゃ好きです。。いつも楽しく見させて頂いてます！！！無理せず更新頑張ってください！ (2019年3月14日 15時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴじゃむ | 作成日時：2019年3月12日 13時
