用具委員会 ページ24
晴side
次の委員会は用具委員会へ。久々知くんは火薬委員会を勧めてくれたが、土井先生の顧問じゃ私の説教できっと作業も進まない。
それに、私に火薬なんて無理！！
「あの六年生は、用具委員会委員長の食満留三郎先輩です」
「どうしたお前達、揃いも揃って…」
「安倍先生の委員会を決めてるんです。
どこも人手不足でしょうし、その上で大変なところにしようと言う安倍先生の希望で。」
「そうか…それなら、今しんベヱと喜三太が用具庫から道具を持ってくるから、手伝ってやってくれませんか。」
「行ってきます！」
「安倍先生逆です逆！！」
「安倍先生大丈夫なのか…？」
「食満先輩、あらかじめ言っておきます。我々の担任がすみませんでした。」
「やめろ！やめてくれ雷蔵！！何をしでかすか怖いじゃないか！！」
用具庫には、しんベヱくんと喜三太くんを発見。
小さな二人が持つには大変な量が目の前に。きっと往復して持っていこうと思ったのか、二人の持つ物は少ない。
「しんベヱくん、喜三太くん、手伝うよ」
「あぁ！晴先生！」
「どうしたんですかぁ？」
「食満くんに言われてっていうか…ほら、今私は委員会の見学周りをしてるからね！
ってことで、私も持っていくよ。」
残りの物を持ち上げ、三人並び歩く。
重くないですか？と喜三太くんの声。大丈夫だよと言っても、顔は心配してそうだった。
「……まあ、少し重たいかなぁ」
「持ちます！」
「ここは男に任せてください！！」
「あはは、それじゃあ…」
なるべく小さめの物を渡し、トコトコと歩いていく。頼りになる小さな小人だ。可愛らしい。
「「食満せんぱーい！」」
「食満くーん！」
持ってきました！
そう言えば、ありがとうございますと返ってくる。
裾が引っ張られる感覚がすれば、しんベヱくんと喜三太くん。目線を合わせるように屈めば…
「先生、はい！」
「あ！先生僕も〜！」
「……あぁ、はい！」
手のひらを向けられ一瞬分からなかったが、すぐに理解した。パンッと鳴らし、ハイタッチ。やっぱり一年生は純粋だ。
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イチゴじゃむ(プロフ) - アニメ大好き人間さん» 自分も大好きな2つ混ぜて楽しんでます笑！ありがとうございます！(＾ω＾) (2019年3月15日 0時) (
レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き人間 - まじで2つとも好きなアニメ，漫画なのでめっちゃ嬉しいです！それにとても面白かったです！更新楽しみに待ってますね！ (2019年3月14日 23時) (レス) id: 1eb99a50d4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» そう言って頂けるととても嬉しいです！ありがとうございます！(＾ω＾) (2019年3月14日 15時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 面白くてめっちゃ好きです。。いつも楽しく見させて頂いてます！！！無理せず更新頑張ってください！ (2019年3月14日 15時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴじゃむ | 作成日時：2019年3月12日 13時
