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学園長 ページ3

晴side







「君の身内とは縁があるからねぇ」







「父さんからよろしくと言われましたね。けど私、前の学園で色々やらかしてますよ?」







「そんなことは些細なこと。この学園には、貴女が必要なんじゃ。」







「そんな……必要なんて言われたの…人生初めて…!!」







家族にすら言われたことない言葉に、嬉しく照れてしまう。ぜひ続けたいと思う学園だ。







「さて、もう運動場には生徒も揃っている頃…安倍先生、行きましょう」







「先生…!!」







我ながらなんてチョロい。

学園長の後ろを着いていきながら、どんな挨拶をしようと考えるとあっという間に着いてしまう。







学年で色が違うのか、水色や青色、萌黄色、紫、群青、深緑などとカラフルな集団。先生は黒か。

私もあれを着るのかなー…と、ボーッとしてる間に話は勝手に進んでいる。







「安倍先生!!」







「え、あ、はい!?」







「前に出ろ、と言うことです」







若い先生に言われ、小さくありがとうございますと言い、私は学園長の隣に並ぶ。

今にも吐きそうなほどの緊張。なるほど、確かに赴任30分でこんな事になれる訳がないと後からになって後悔する。







「先生、挨拶」







「はい……安倍晴、です。担当教科は国語です…!」







「マイク使った方が良かったかの」







「言った後に言われても…」







「えー…安倍先生には、五年ろ組の担任になってもらう」







「…………わぁ、赴任初日で担任持てるんですか!ありがとうございます!」







「こんな頼りない先生じゃが、みんな仲良くするように!」







あれ、私転校生感覚なのかな。







「以上!解散!!」







学園長は煙を使って姿を眩ました。
本当に忍者が好きなんだなぁ。







「「安倍先生〜!!!」」







「わぁ」







勢いよく来たのは水色の子供たち。
先生と呼ばれ、素直に喜んでしまう。

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イチゴじゃむ(プロフ) - アニメ大好き人間さん» 自分も大好きな2つ混ぜて楽しんでます笑!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月15日 0時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き人間 - まじで2つとも好きなアニメ,漫画なのでめっちゃ嬉しいです!それにとても面白かったです!更新楽しみに待ってますね! (2019年3月14日 23時) (レス) id: 1eb99a50d4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» そう言って頂けるととても嬉しいです!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月14日 15時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 面白くてめっちゃ好きです。。いつも楽しく見させて頂いてます!!!無理せず更新頑張ってください! (2019年3月14日 15時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2019年3月12日 13時

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