一休み ページ35
晴side
援軍の忍たまが来るまで、我々は待機。お茶を飲んで一休みです。
「なぁ、これって俺も戦うん?」
「…うん」
「ほんなら俺もタダ働きなんて癪に障るし、一応銭は出してもらおうかな」
「え!?それなら私が出すよ!私が呼んだんだから!」
「タダ働きも良い運動やよなぁ」
「「(ドッペルのシスコンは相変わらずか…」」
「同じ顔して見るな」
「「別にー」」
「あはは…」
みんなでおにぎりを頬張り、とても戦の前とは思えない休憩。全然ピリピリしてない空気。素晴らしい。
「本当に、こんな小さな村でタソガレドキと戦うつもりなんですか?」
不安をもらす庄左ヱ門くん。鉢屋くんは、手潟さんは初めから戦うつもりと既に気づいていた模様。
「来る時に見ただろ?防御用の民営具がすでに用意されている」
「あ、そういえば…」
「小さな村だが、園田村は敵から攻めにくい地形になっている。
背後に山があり、周りは川と沼に囲まれている。それに、正面は田や畑。」
「山田先生、もう限界みたいです」
そう言う善法寺くんには、虎若くんが寄りかかって寝ている。兵太夫くんも伊助くんもおにぎり片手に眠ってしまった。
「晴先生僕も眠いです…」
「お疲れ様です。団蔵くん。」
後ろの私に寄りかかるならばそのおにぎりを食べ終えてください。もしくはその隣の雨でも良いよ。
「…学級委員長、疲れてへんか?」
「え…はい、ちょっと眠たいなって…」
雨は庄左ヱ門くんが気に入ったそうです。
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イチゴじゃむ(プロフ) - 擂さん» わわわ嬉しいです!!ありがとうございます!!(*´-`*) (2019年9月12日 21時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
擂 - 映画の話嬉しいです!この小説大好きです! (2019年9月11日 17時) (レス) id: dbb2f34f73 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» ありがとうございます!笑了解しました!(^ω^) (2019年7月14日 9時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 続編おめでとうございます!!もう保健委員会の喜びの舞踊りました、、、リクエストなのですが、久しぶりに鉢屋三郎との絡みが欲しいです!!一生応援し続けます.........! (2019年7月14日 0時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - 棒人間さん» 了解しました!番外編の方で作らせていただきます!ありがとうございます(^ω^) (2019年7月12日 23時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2019年7月10日 21時