風邪 ページ33
(ジャン)「くっしゅ」
雨の中訓練したためか
ジャン君は風邪を引いて熱を出していた
A「大丈夫？」
(ジャン)「頭痛てぇ･･･」
A「もう！だからさっさとお風呂入ってって言ったのに〜」
(ジャン)「だってよぉ濡れたお前があまりにもよぉ」
その日私達は繋がったのだ
(ジャン)「お前は大丈夫なのか？」
A「全然！何か食べれそう？」
ここでもガルーナの兵士の力が役に立つ
私は簡単には病気にならない
(ジャン)「軽い物なら･･･」
A「スープ持ってくるね」
私は食堂に向かいジャン君のスープと自分のご飯を持ち部屋に戻る
A「はい」
(ジャン)「悪ぃな」
A「いただきまーす」
訓練の後のご飯はやっぱり美味しい･･･
ジーッ
A「ん？何？」
ジャン君は私が食べてるのをジッと見つめている
A「食べる？」
パンを半分に裂いて片方を差し出す
(ジャン)「あ」
A「えっ」
ジャン君は口をあーんと開けている
なに、この可愛い生き物っ！
私は1口サイズにちぎって食べさせてあげる
食事を終えてお風呂も入った私はソファーで本を読んでいた
しばらくするとジャン君が横にやって来て私を抱きしめる
A「寝とかないとダメだよ」
(ジャン)「･･･」
心細くなったのだろうか
顔を首元にうずめたままジャン君は離れない
A「もう寝よっか」
(ジャン)「ん」
いつもは私を包んでくれるけど
今日は私が包んであげる
いつもより甘えたなジャン君も
たまにはいいかもしれない
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黒猫(プロフ) - 初コメ失礼します！すっっっっごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2017年5月31日 19時) (
レス) id: ad5c97c8dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆんころ | 作成日時：2017年5月27日 21時
