政略結婚の果てに・・・(ジャン)2 (ページ23)

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古城５ページ23

すんなりと1階へ着いてしまった

ナツキ「･･･なんだよこれ」

私達の目の前には激しく争った形跡がある

ナツキ「おい！ユナ無事か！！」

ユナ『着いたの？』

ナツキ「あぁ、Aも一緒だ」

ユナ『そう･･･入口で落ち合いましょう』

A「ユナ巨人と戦ってたの･･･？」

ナツキ「無事みてぇだな、入口向かうか」

私達は入口へ歩いていく

ユナ「遅かったわね」

A「ユナ！大丈夫なの！」

そこには血まみれになったユナが立っていた

ユナ「大したことないわ」

ナツキ「んなことねぇだろ！血まみれじゃねーか」

ユナ「ちょっとしくじってしまってね･･･動けるから大丈夫よ
2人とも何か情報は得られたの？」

ナツキ「あぁ･･･ここはヤベェ所だ」

私達は集めた資料と写真をユナに見せる

ユナ「･･･何なのこれ･･･」

ナツキ「一旦戻って、もう1回詳しく調べた方がいい」

ユナ「そうね･･･１日では足りなかったみたいね、戻りましょうか」

私達は外に出た

ナツキ「お前ら馬に乗れるか？」

その時大きな影が現れた

ユナ「なっ！？」

A「うそ･･･でしょ」

そこには10m級の巨人が立っていた

ナツキ「くそっ！」

周りを見れば３体もの10m級がこっちを見ていた

ユナ「やるしか･･･ないわね」

私達は一斉に地面を蹴った

ユナ「まずは目の前の巨人をやるわ！私が囮になるからAはうなじを狙って！！、ナツキは残りの2体の気を引き付けて！こいつを殺った後すぐ２体目に移るわ！」

ナツキ「了解！」

ユナが気を上手く逸らしてくれている･･･
今だ！！

A「はぁぁぁぁぁ！！」

私は的確にうなじを削いだ

A「！？」

ユナ「よし！次へ･･･A！」

ナツキ「くそっ！」

限界をとっくに過ぎてる私は判断が一瞬遅れてしまい巨人に捕まってしまった

A「くっ･･･」

あぁもうダメだ･･･
締め付けられてる苦しいさと、限界な体で
私は意識が遠のいて行く

ジャン君･･･ごめんなさい

さようなら

ナツキ「A！！！！！」

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