政略結婚の果てに・・・(ジャン)2 (ページ19)

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古城3 ページ19

私は何とか上の階にたどり着いていた
歩きすぎてヘトヘトだ･･･

しかし、それなりに収穫はあった
巨人の事をこと細かくかかれた資料や、巨人化できる人間がいる事など

A「しっかし広すぎる･･･」

相変わらず私は道に迷っている
あぁジャン君やプーがいれば･･･

そんな事を思いながら部屋を出ると会いたくなかった巨人にあってしまった

A「出待ちとか･･･笑えないよ巨人君」

1体だけなら大丈夫だ

私は簡単にその巨人を倒す

A「また来たっ！」

何故か巨人は留まることを知らない

急になんで･･･？

私は資料に書いてあった事を思い出す

まさかあの崩落であそこの巨人達に光が当たってしまったとでも言うの

A「･･･まいったな」

迷子プラス古城に来るまでにも連戦している
しかもあの量の巨人は･･･いくらなんでも無茶すぎる

A「とりあえず巨人を倒しつつ安全な部屋で休もう」

私は巨人を倒しつつ前に進む

A「とりあえず･･･ここはまだ安全かな」

疲労感が凄い

部屋を出れば巨人はまだまだいる
あとどれくらい持つだろうか
1階まであとどれくらいだろう

A「はぁ･･･本格的にピンチ」

私は資料などが入ったバッグを見つめる

A「私は無理でもこれだけは持ち帰らないと」

プーの所まで･･･
これをプーに託せば

バッグを持ち上げた時にブレスレットが目に入る

ジャン君･･･

私はロケットを見る

何弱気になってるのA
生きて戻らないと

A「ナツキは私より上の階にいる･･･なら」

私はピアスを摘む

A「ユナ、ナツキ聞こえる？」

ユナ『何かあった？』

A「巨人が大量にいる･･･今からこの階の巨人を殲滅する」

ナツキ『何考えてんだよ！殲滅なんかしなくても必要な奴だけ倒せばいいだろ！』

A「上には登らせたくない」

ナツキ『私なら大丈夫だ！無茶すんな』

1階にたどり着けば･･･
ここの巨人を倒し1階にいけば
私が倒れても生きて帰れる可能性がある

A「2人は体力を温存して･･･必ず合流するから！ナツキは１階に向かって」

必ず生きて帰るんだ
生きてジャン君の元に

ナツキ『おい！やめっ』

私は通信を切る

これが3人が生きて帰る最善の方法

私は集中し力を解放する