政略結婚の果てに・・・(ジャン)2 (ページ12)

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理性ページ12

しばらく星空を眺め部屋に戻った

(ジャン)「おっ帰ったか」

A「ただいまー」

何事も無いように振る舞わないと

(ジャン)「飯美味かったな」

A「でしょ？あそこ私のお気に入りのお店なんだぁ！」

落ち着かせたはずなのに･･･ジャン君を見るとまた悲しくなってくる

(ジャン)「風呂入って寝るか、明日も早いしな」

A「ジャン君先に入っていいよ」

(ジャン)「そうか？なら先入らせてもらうわ」

ジャン君はお風呂場に向う

行かないで欲しい

(ジャン)「うおっ、なんだ？どうした？」

知らないうちに抱きついてしまっていた

A「いつものお返し･･･」

(ジャン)「なんだそれっ」

離さなきゃって思っても離したくない

(ジャン)「･･･何かあったか？」

A「なんでもないよ」

(ジャン)「嘘つけ、今日やけに悲しそうな顔が多かったぞ？」

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(ジャン)

風呂に行こうと思ったら後ろから抱き着いてきやがった

やっぱり今日何か変だこいつ

ジャン)「･･･何かあったか？」

A「なんでもないよ」

(ジャン)「嘘つけ、今日やけに悲しそうな顔が多かったぞ？」

俺が気付かないとでも思ったか

(ジャン)「･･･話してみろ」

A「何でもないよ･･･なんでもない」

んな消えそうな声で言われてもな

(ジャン)「顔みせろ」

俺はあいつの手を解こうとした

A「やだ！離れたくない」

(ジャン)「どうしたんだよ、マジで」

A「私、ジャン君が堪らなく好きなの･･･自分でも抑えられないくらい好き･･･」

俺の中の理性が飛んでいく音がする

A「離れたくないよ」

だめだ我慢出来ない

(ジャン)「離すわけねぇだろ」

俺はソファにあいつを押し倒す

(ジャン)「俺もお前の事が堪らなく好きだ」

そう言ってキスをする

あいつは俺にまた抱き着いてきた

A「好き、大好き･･･ジャン君と入れれば私幸せ」

あぁ･･･ダメだ
微かに残っていた理性が無くなった

(ジャン)「悪ぃ･･･我慢できそうにねぇ」

そう言って俺はまたキスをする

もう本能を抑えれなかった