過保護の象徴 ページ23
まふまふside
大魔王さまがボーンズに命令をすると
例のごとくたくさんのお茶とみかんが運ばれてきた
ボーンズも学習したのか労力に差がない
さっきまでピリピリしていた大魔王さまも
みかんとお茶が届いたころには上機嫌に笑っていた
うらたさんが深いため息ついてたけど……悩み事かな……
「で、Aちゃん。王都に何しに行ってたの？」
A「うっ……え、えっと……ちょっとおしゃべりしに……」
センラ「嘘ですね」
志麻「嘘だな」
A「う、うるさい！ほんとだもん！」
ね！？、と助けて求めてきたA
王様と会ってきたことを言わないのは、センラあたりに怒られるからだろうか
俺たちもなんとなくそれを察して
巻き添えを食らうのはごめんだ、とばかりに視線をそらした
悪いなA。自業自得だ
A「そ、そもそも！私が王都にいたってなんでわかったの！？」
luz「そんなんわかるに決まっとるやろ。俺とAの仲やん」
nqrse「探してる時に、王都から逃げてきた魔物が教えてくれたんだよね。ね、luz」
luz「う……そ、そうです」
志麻「そいつらなら俺たちも会ったな」
センラ「そうですね。しきりにAちゃんを褒めたたえていて……なんかの間違いだと思いました」
A「喧嘩売ってんの？センラくん？」
センラ「売ってたら買います？」
A「買わないわ。お金もったいない」
さっきからこの二人は言い合いをしてるのが多いな……
どっちも大真面目なトーンでいうもんだからひやひやする……
そんな僕に気が付いたのか
志麻くんがいつものことだと教えてくれた
どうやらじゃれているらしい
志麻「歳近いしな。兄妹みたいなもんや」
まふまふ「へぇ……そうなんですか……」
そらる「ねぇ、Aとどういう関係なの？大魔王とも仲いいし……幹部はドラゴンなんでしょ？」
志麻「そうですよ。俺たちはAの護衛みたいなもんで……大魔王の過保護の象徴ですね」
詳しいことを言うと
どうやらluzくんは、Aちゃんの遠い親戚で
このメンバーで一番昔からAちゃんといるらしい
nqrse君がその次
luzくんの友人でAとそりが合ったため
今までこうして一緒にいる
志麻くんとセンラくんはさっきも言っていたとおり
もともとは東方にいたけど拾われたのだと
護衛なら上級魔物二人で足りそうだけど……
過保護の象徴、ね……
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三歩止 - しずかさん» ありがとうございます！嬉しいです！もうすぐ続編に行くので読んで下さると光栄です！ (2019年8月28日 22時) (
レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
しずか - このお話、私のタイプどストライクです!!魔王の性格とか私の求めていたものです!!愛読させていただきます。 (2019年8月23日 17時) (レス) id: ef7732b81a (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - フランさん» そう言って貰えると嬉しいです！新作は特に言うこともなかったので1番最後に付け足してみました……！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - さくさん» ありがとうございます！時間見つけ次第更新していきたいと思います！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - この作品面白くて凄く好きです……！後新作の報告とかを1ページ使わずに下にちょこんと乗せている所も好きです() (2019年7月12日 0時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：武蔵野 三歩止（ﾑｻｼﾉ ﾐﾎﾄ） | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年2月27日 18時
