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リムル「うーん、オークの目的って何なんだろうな。」
カイジン「うーん...オークはそもそもはあまり知能の高い魔物じゃねぇ。この進行に本能以外の目的があるっていうなら何かしらバックの存在を疑うべきだろうなぁ。」
黒兵衛「バックの存在だべか？」
バックの存在...
カイジンのその言葉で思いつくことはただ1つ。
リムル「例えば、魔王とかか...？」
『魔王……』
俺と先輩が"魔王"という言葉を言った時、会議室にいた全員が先輩の方を見た。
リムル「あ、すみません...もちろん俺たちは先輩が関与していないことは分かっていますから。」
そうだ、先輩も魔王だった！
忘れてはいなかったけど、迂闊だった！
『いや…それは大丈夫なんだけど…』
リムル「え？」
『実際、その可能性が高いと思うし。』
リムル「…その可能性が高い？」
『オークが一斉に動いているのだとしたら、オークロードがまずバックには存在していると思う。』
蒼影「オークロード...」
リムル「お前たちの村に来たというゲルミュッドとかいう魔族が絡んでるとしたら...」
『ゲルミュッド…』
リムル「もしかして、ゲルミュッドを知っているんですか？」
『うん。あれは、魔王の遣いだよ。それもクレイマンの…』
クレイマン......？
シズさんを苦しめたレオンではないのか。
『もし…クレイマンが絡んでいるのだとしたら…』
リムル「絡んでいるとしたら...？」
『この一件、かなり面倒くさいことになると思う。』
紅丸「面倒くさいことですか？」
『うん。クレイマンは何かを企むっていうことが大好きなやつだから…』
先輩がそのクレイマンの話をする時の顔が、すごく嫌悪に満ちた顔をしていた。
よっぽどそいつのことが嫌いなのだろう。
あの先輩に嫌われるって、いったいそのクレイマンとやらは何をしたんだ…
『でも、本人が自ら出てくることはない。自分の手は汚さないやつだから。』
リムル「最低ですね。」
『そう、最低なやつ。』
おいおいおいおい、先輩は今怒っているのか魔素の量がハンパないぞ！
紅丸「A様…！」
『あ…ごめんなさい…』
リムル「いえ、大丈夫です。そのクレイマンは先輩の嫌いなタイプですもんね。」
『うん。』
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みゆき - 紅丸が好きで続きがめっちゃ楽しみです！ (2022年12月13日 21時) (
レス) @page18 id: 65cde05694 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (2022年1月2日 23時) (レス) @page19 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - yuunaさん» ありがとうございます！更新頑張っていきますね。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna - すごく良かったです！続きが早くみたいって思いました！ (2021年3月20日 20時) (レス) id: b2dcb71378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾆｭｳ | 作者ホームページ：http://assubaru
作成日時：2021年3月10日 21時
