報告 ページ8
リムルside
うわぁ…
先輩の反応が薄かったからか、紅丸があからさまにへこんだなぁ…
昔から先輩はそういうことに関しては超がつくほどの鈍感だったから仕方ないっちゃ仕方ないけどさ…
それで何人も失恋している人を俺は見てきたし。
紅丸には可哀想だけどさ。
『え、紅丸…大丈夫？なんか暗くなったけど…』
紅丸「は、はい…」
朱菜「私、A様にまたお会いできて本当に嬉しいです！ね、お兄様？」
紅丸「あぁ。」
朱菜「紫苑も会いたがってますから。」
『そうなの？それは嬉しいな、ありがとう。』
このほんのわずかな時間しか見ていないけど、それでも分かるぐらい朱菜は先輩に懐いているんだなぁ。
もちろんいろんな意味ではあるけど紅丸も。
蒼影(リムル様。)
リムル(どうした？)
蒼影(オークについての報告がございますので、来ていただけますか？)
リムル(分かった。すぐに行く。)
紅丸「蒼影からですか？」
リムル「あぁ。は報告があるらしい。」
紅丸「すぐに向かいましょう。」
朱菜「あの、リムル様。A様は…」
『え？あ、私のことは気にしないでいいよ。ある程度したら適当に帰るつもりだから。』
紅丸「え…」
『え？』
はぁ…
紅丸のやつ、そんなあからさまに落ち込んだ顔…
それにさっき先輩は森で起こったことはだいたい理解しているって言ってたから…
うん、頼んでみよう。
リムル「すみません、先輩。」
『ん？』
リムル「1つお願いがあるんですが…」
『お願い？…私に？』
リムル「俺たちと一緒に来ていただけませんか？」
朱菜「それは良い提案ですね！リムル様！」
朱菜は先輩の腕にしがみついた。
紅丸もそこそこだとは思ったけど、朱菜もなかなかだな...
『朱菜…』
朱菜「A様！一緒に行きましょう！」
『私はいいけど…三上君、本当にいいの？』
リムル「はい。先輩に来ていただきたいです。」
『私、魔王だよ…？』
リムル「それは…」
紅丸「A様は、他の魔王とは違います！」
『…紅丸。』
リムル「俺もそう思ってるんで大丈夫です。」
『分かった…』
渋々一緒に行くことを引き受けてくれた先輩を連れて、俺達は蒼影達が待つ会議室へと向かった。
会議室って勝手に言っているけど、会議室であっているのかは別問題。
まぁ、多分会議室だ。
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みゆき - 紅丸が好きで続きがめっちゃ楽しみです！ (2022年12月13日 21時) (
レス) @page18 id: 65cde05694 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (2022年1月2日 23時) (レス) @page19 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - yuunaさん» ありがとうございます！更新頑張っていきますね。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna - すごく良かったです！続きが早くみたいって思いました！ (2021年3月20日 20時) (レス) id: b2dcb71378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾆｭｳ | 作者ホームページ：http://assubaru
作成日時：2021年3月10日 21時
