魔王 ページ2
リムルside
これは村にガビル達が来て、一悶着があった直後の話。
蒼影「...リムル様。」
リムル「今度は何だ？さっきガビルは帰っていっただろ？」
蒼影「はい。ですが、それとは別に異常に大量の魔素を出している者が、村に向かっております。」
大量の魔素...？
それは面倒くさそうだな...
だからといって、放置しておいて良い問題でもなさそうだし...
嵐牙「我が主。どうなさいますか。」
リムル「うーん...そうだなぁ...」
あまり大事にもしたくないし、今回は俺と嵐牙だけで行くか...
リムル「みんなは、村に戻っていてくれ。嵐牙行くぞ。」
嵐牙「承知しました！」
紅丸「ですがリムル様...！」
リムル「何かあったらすぐに呼ぶからそれまで休んでいてくれ。」
蒼影「分かりました。」
紫苑「リムル様、お気を付けて！」
リムル「あぁ！嵐牙行くぞ！」
嵐牙「はい！」
俺は嵐牙に乗り、大量の魔素の方へと向かった。
......……!?
俺が異変に気付いた時に、嵐牙も走ることをやめていた。
嵐牙も気付いたのだろう。
嵐牙「我が主...これは...」
リムル「あぁ、分かってる。」
俺もすぐに分かった。
俺たちの先にいる何かから出ている魔素の量の異常さに…
大賢者(解。測定可能な段階で魔素量は20倍以上であると思われます。)
20倍!?
それも測定可能な段階で!?
まだ魔素を隠し持っている可能性もあるということだよな...
これは敵対してしまったら、村なんか軽く1つ吹っ飛んでしまうかもしれない...
嵐牙「どうなさいますか...？」
リムル「どうなさいますか、と言われてもだな...」
もし、ここで俺が相手を怒らせてしまったら元も子もない。
敵対することだけは絶対に避けたいし...
だからといって、放置するのは...
リムル「あぁ、もう！仕方ない！嵐牙、このまま進んでくれ！」
嵐牙「はっ！仰せのままに！」
ど、どうしよう...！
「進んでくれ！」
なんてカッコよく言って、かなりのスピードで嵐牙はその魔素の方へと進んでいるけど…
未だにどうしたらいいか分からない！
嵐牙「我が主！」
リムル「あ、あぁ…」
み、見えてきちゃったよ！
ん...あれ？
あれは人...？
『スライム。』
大賢者(解。魔素の放出源は、この者で間違いありません。)
きたー！
そして、向こうにも俺らの存在に気付かれてしまったー！
ここはどうにか穏便にしないと...
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みゆき - 紅丸が好きで続きがめっちゃ楽しみです！ (2022年12月13日 21時) (
レス) @page18 id: 65cde05694 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (2022年1月2日 23時) (レス) @page19 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - yuunaさん» ありがとうございます！更新頑張っていきますね。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna - すごく良かったです！続きが早くみたいって思いました！ (2021年3月20日 20時) (レス) id: b2dcb71378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾆｭｳ | 作者ホームページ：http://assubaru
作成日時：2021年3月10日 21時
