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「はいどうぞ〜ちょっと濃いめに作ってあります。
てか汗拭いて下さいめっちゃ滴ってますって」
タオルでわしゃわしゃと先輩の髪を拭く。
「おお！すまない！ありがとう！」
能天気な…。
「……？顔赤いですけど大丈夫です？休んだ方がいいんじゃないですか」
ほらほらと風のあたる所に移動させる。
「…うむ、ありがとう！」
まだ赤い顔で笑いながら言う守沢先輩。
「しっかりして下さいね。頼れるキャプテンなんですから」
そう言って守沢先輩の元を後にする。
さて。
「大丈夫かい？翠くん。
はいこれドリンクとタオル。飲める？」
「…はぃ…すんません…」
「飲めなさそうねオッケー分かった」
練習の途中翠くんがぶっ倒れたのだ。
まあ軽い熱中症だと思ったので風の当たる場所に休ませておいたんだけど…
ん〜…せめて水分は取ってほしいなあ。
あ、そうだ。
「………
飲めないんだったら口移ししてやりますよ〜」
なーんて、と言ってみたはいいけど翠くんの反応。
「…はっ？えっ？ちょ、な、なに」
赤面してわたわたしだす。女子かな…。
「はっはー。まあ冗談だから気にしないで〜起き上がったなら飲めるよね？」
笑いながらドリンクを渡すと
「…へ、変な冗談やめて…ほんとに…」
とまだ赤面しながら言って受け取る。あれ、でもだんだん青くなってくな。大丈夫か？
お、でも飲んだね。良かった。
「こうでもしないと飲まなくて悪化しちゃうかもしれないし。
一番手っ取り早くすむかなって。ごめん」
飲み終わったボトルを回収しながら言う。
まあ誰も私とキスなんてしたくないだろうし最終奥義だよね。
「そうじゃないんだけど……ハア…いいや…」
「？」
何だ何だ。
聞こうとするが守沢先輩の「休憩終わりー！」という声で打ち消された。
ちくしょう守沢先輩のバカ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
(先輩…そんなに睨まないで下さい…)
(なっ、に、睨んでたか？すまない！)
(あんたがあの人好きなの分かりますけど…あんな露骨に睨まなくても…)
(〜〜〜〜っ！！)
(え…？バレてないと思ってたんですか…)
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狼(プロフ) - カルピンさん» うわあああごめんなさい！仮にもらびおじなのに…俺の阿保… ありがとうございます！頑張ります〜！ (2017年3月5日 18時) (
レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
カルピン(プロフ) - こんばんは、楽しく見させて頂いております。仁兎の字が間違っていますよ。(なんかそっけない文ですいません(泣 これからも頑張ってください！ (2017年3月4日 6時) (レス) id: 585f549c90 (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - ウィング・ジョーカー《sgsyi 》さん» ありがとうございます！言葉が綺麗なんてそんな…！恐縮です！書いてる人間の心は汚いですけどね(( (2016年11月11日 21時) (レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
ウィング・ジョーカー《sgsyi 》(プロフ) - こんばんわ！この小説読んでてとても面白いです！言葉がとても綺麗で読んでてまず飽きません。これからも頑張ってください！応援してます！ (2016年11月11日 19時) (レス) id: 3f8be5b0cb (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - 瀬名 凛さん» いや、一風変わった子の方が面白いなって思ってて。キャラは基本爆発させてます。キャラ崩壊しててすいません((ありがとうございます！更新頑張ります〜！ (2016年9月24日 21時) (レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狼 | 作成日時：2016年9月20日 0時
