【あんスタ】伝説の新入生 2

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「……やっぱ皆さんアイドルですよねぇ。何でも衣装似合うとか…」





「それを言うなら嬢ちゃんもじゃろう。似合っているぞ」






「ありがとうございます。でもこれ大丈夫ですか。






なんか思った以上に撮影こんがらがってますけど」






流石個性爆発のリーダー達。






自由に動き周り過ぎて撮影が全然進まない。






今撮影してるのはなずにゃん先輩だけど、その目の前で王様先輩がインスピレーション湧いた！とか言って紙に五線譜書いてるし。







かと思ったら衣装担当の人にいっちゃん先輩が物申してるし。







生徒会長は見たことないものを発見しては目を輝かせてるし。







収集つかねえ…一番まともなのが副会長さんとひなたと魔法使いさんとホッケー先輩ってどういうこと…。






守沢先輩は基本うるさいから仕方ないとして生徒会長マジかよ。







あんたが一番しっかりしてなきゃいけないんじゃないの…？






副会長さんがいるからまだ大丈夫っぽいけどさ…本当胃が痛くなってくる。






まさかこれを見越してたから先生は疲れてたのか…。







「も〜！レオちん鬱陶しいにゃ！さちゅえいちゅうだって言ってりゅだろ〜！」






「何いってるか分かんないですよなずにゃん先輩。何とかしますんで」







あまりに邪魔らしいので少し移動させようと試みる。






「王様先輩〜ちょーっと退きませんかそこから」






「ん？Aか？久しぶりだな！うっちゅ〜☆」





「はいはいうっちゅ〜…取り敢えず彼処におやつあるんでそっちまで行きませんか。






腹が減っては戦はできぬって言うでしょ」






そう言えばおお、そうだな！ありがとう！と言ってすぐさま立ち上がる。






単純思考か…楽でいいけどそれでいいのかKnightsのリーダーよ…。







いっちゃん先輩は…まあ話かければ付いてきてくれるだろう。






「いっちゃん先輩〜ちょっとお話しませんか〜？」






少し遠くから呼びかければ話を切り上げてぐるっと振り返りこっちに来る。







速い。行動が速い。来るのも速い！なんなのこの人凄いよもう！







「ああいいだろう。何について話すかね？僕はなんでもいいよ、Aと話せるならね」






「話題…話題かぁ……」






ていうかなずにゃん先輩から離れてもらうためにやったから話題ないのは当然というか…。










思ったところで声をかけられる。

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