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「……ん…?」





声が聞こえる。





ぼーっとする頭で周りを見渡す。





……草?






そこで意識は覚醒する。






あ〜…あのまま寝てたんだっけ?






じゃあ発見した誰かが死んでると思ったのかな。






でも結構すっきりした。






寝不足は結構解消できたんじゃない?これ。






ていかもう夕方かよ。早くないか。







そう思って草むらから出る。






「…あっAさんっ!おはようございますッス!」






出るとそこには茂みに隠れて見えなかったが、鉄虎と大将さんが居た。






「あれ、何でここにいるんですか?柔道場あっちですよね?」






大将さんに尋ねれば溜息をつかれる。






「あのなあ嬢ちゃん…ここは男しかいないアイドル科だぞ。






そんな中で無防備に寝てたら____」






そこまで言って私の手を引き壁に押し付ける。




















































「____襲われても文句は言えねえぞ」






真剣な目で言われ、顔を近づけられる。







相変わらずかっこいいな大将さん。惚れるわこんなん。












「…忠告ありがとうございます大将さん。





なるべく気をつけますね。


















でも私よりそこで真っ赤になってる鉄虎の方は放置ですか?」





ちらりと鉄虎の方を見れば顔を手で隠しながらちらちらこちらを見ている。






何だこいつ可愛いな。







しかしここで私の『悪い癖』が発動する。






つまりは









「…大将さん、ちょっと鉄虎いじりしましょ」






驚かせたいのだ。






こそっと耳打ちする。





「…反省してくれよ嬢ちゃん…ちょっとだけな」






「そこで嫌だって言わない辺りほんと好きです大将さん」






と、いうことで。






大将さんに顔を近づけてもらってキスしているように見せる。






「…!?……な、な、ななな…」





もう充分に驚いているようなので大将さんと目配せして離れてもらう。





「…ふ、あは、あはははははっ!」






流石に堪えられなかった。






大将さんも鉄虎の方を向いて笑う。






「はは、鉄。あれはフリだけだぜ。んな慌てんなよ」





呆気にとられていた鉄虎はまた真っ赤になりながら叫ぶ。






「たっ大将〜!Aさん〜っ!」






何でここにいたかを聞くと護衛してくれていたらしい。男前かよ。

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(プロフ) - カルピンさん» うわあああごめんなさい!仮にもらびおじなのに…俺の阿保… ありがとうございます!頑張ります〜! (2017年3月5日 18時) (レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
カルピン(プロフ) - こんばんは、楽しく見させて頂いております。仁兎の字が間違っていますよ。(なんかそっけない文ですいません(泣 これからも頑張ってください! (2017年3月4日 6時) (レス) id: 585f549c90 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ウィング・ジョーカー《sgsyi 》さん» ありがとうございます!言葉が綺麗なんてそんな…!恐縮です!書いてる人間の心は汚いですけどね(( (2016年11月11日 21時) (レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
ウィング・ジョーカー《sgsyi 》(プロフ) - こんばんわ!この小説読んでてとても面白いです!言葉がとても綺麗で読んでてまず飽きません。これからも頑張ってください!応援してます! (2016年11月11日 19時) (レス) id: 3f8be5b0cb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 瀬名 凛さん» いや、一風変わった子の方が面白いなって思ってて。キャラは基本爆発させてます。キャラ崩壊しててすいません((ありがとうございます!更新頑張ります〜! (2016年9月24日 21時) (レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年9月20日 0時

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