浅沼家の日常８

ひな祭り ページ7

＠Tamak!_staff
今日はひな祭り
我が家は男ばかりで縁のない日だと思いきや…
アラフォーになっても女の子扱いはうれしいものです♪ 【玉城】
[ひな祭り仕様のケーキと花束の写真]



浅沼side

『あれ？大智と秀斗はまだ帰ってなかったの？』


浅「うん。今日はちょっと遅くなるって朝に言ってたから、もう暫くしたら帰ってくると思う」


仕事が終わり家に帰ってきたA


いつもならこの時間には双子も帰って来ているため少し驚いた表情をしている


『部活で何かあるのかしら』


浅「どうだろう。ま、先輩たちも卒業したからあいつらもいろいろ忙しいんだろうな」


『あんまり遅くならないといいけど…。夕食はもうできてるの？』


浅「もうバッチリ。二人が帰って来てから温めなおそうと思ってるけど、いい？」


『それはもちろん。…じゃあ私は帰ってくるまで仕事を片付けておこうかな。』


そう言って部屋に入っていくA


それを見届けた俺はというと


浅「〈もしもし？Aが帰ってきたよ。そっちはどんな感じ？〉」


大智「〈あと5分で家につく。例のブツも無事に買えたよ〉」


浅「〈了解。準備して待ってるからな〉」




〜五分後〜

まだ双子は帰って来ていないが夕食を準備するためにAに声をかけることに


浅「A〜、そろそろ夕食の準備するよ〜」


『了解。今行くわね』


キッチンで二人並んで夕食の準備をしていく


最近はどちらかが仕事で不在のことが多く、こうして二人で何かをするのも久しぶりだった


『今日はちらし寿司なのね。美味しそう』


どうやらAは今日が何の日なのか気づいていないらしい


浅「腕によりをかけたよ〜絶対美味しいから期待しててｙ大智秀斗「ただいま〜」」


『おかえりなさ〜い…って何この花束とケーキ！？』


大智秀斗「ひな祭りだから母さんに買ってきた！」


浅「ちなみにちらし寿司も今日のために作ったんだよ」


『あぁ！ひな祭り！！…でもあれって女の子のお祝いじゃ…』


秀斗「母さんも女の人なんだからいくつになっても祝っていいじゃん」


大智「そうそう。年齢なんて気にしない」


直球でそういわれたAは目をウルウルさせて棒立ちになっている


何年たってもサプライズ系にはめっぽう弱い(笑)


浅「さて、サプライズも成功したことだしご飯食べよう！Aも座って」


本当、我が家の…いや俺にとっての姫はいつまでたってもかわいくて愛おしいもんだ

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