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貴方side
ディナーで出された料理は高級レストランの名に劣らないほど美味しかった
それに、個室で周りからの視線がないため思う存分料理と夜景を楽しむことが出来た
『ふぅ、お腹いっぱい。こんなに素敵なところに連れてきてくれてありがとう』
浅「これだけじゃないぜ。ちょっとここを出て歩こう。」
『ふふっ、それならツリーの近くまで行きたいわ』
晋さんが差し出した手を握ってそのままレストランを出る
ここに来る前より更に気温が下がり吐く息はすっかり白くなっていた
浅「ちょっとコーヒーでも買ってくるからここで待ってて」
少し歩いた所で寒さに耐えきれなくなったらしい晋さんは屋台の方へ小走りで向かう
確かに海の真横にあるみなとみらいはとても寒い
私も凍えながら柵にもたれかかっていると突然声をかけられた
男1「お姉さん1人？良かったら俺たちと遊ばねぇ？」
『ごめんなさいね。夫を待ってるの』
男2「こんなに綺麗なお姉さん待たせちゃう男よりも俺たちの方が良くね？？」
男1「そーそー。寒いところで待つよりも俺たちと一緒がいいって」
『...他を当たってくれる？』
浅「おい、お前達俺の奥さんに何やってんの？」
男1「ヒィッ...お、おい行くぞ。」
男達に絡まれているところを晋さんがタイミングよく助けてくれた
まさか左馬刻様ボイスで来るとは思わなかったけどね
浅「大丈夫だったか？！何もされてないか？？」
『大丈夫よありがとう晋さん。』
私がそういうとほっとしたように肩の力を抜いた
浅「これでも飲んで落ち着いて」
『！...実はちょっと怖かったんだからね』
浅「大丈夫。俺が絶対に守るから」
その一言で体温が急激に高まったような感覚になる
浅「あ、そうだAに渡したいものがあるんだ」
ゴソゴソとカバンの中を探って取り出したものは青い手のひらサイズの箱
『開けてもいい？』
浅「もちろん」
恐る恐る箱を開けるとそこには高級ブランドの腕時計が
『！！可愛い時計ね。大事に使わせて頂くわ。それと、私からもプレゼントがあるの』
そう言って私もカバンから箱を出す
晋さんもそれを開けると驚いたような顔をした
浅「俺たちお揃いのプレゼントを渡してたんだな(笑)」
そう。私も晋さんから貰ったブランドの、しかも私が貰った時計のメンズ物の腕時計を買っていたのだ
浅「夫婦は似るってホントらしいな」
『そうね。まさか被るなんて(笑)』
ラッキーカラー
あずきいろ
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お萩 - 1の時から見てます！私も沖縄生まれ沖縄育ちなので嬉しいです！(o^^o) (2020年5月16日 21時) (
レス) id: c552ee304d (このIDを非表示/違反報告)
如月木々(プロフ) - 1の時からずっと楽しく読ませて頂いています！続編の更新も楽しみにしているので無理をしない程度に頑張ってください！ (2018年12月9日 21時) (レス) id: 78f4055aa5 (このIDを非表示/違反報告)
あんり(プロフ) - 続編おめでとうございます!! ゆっくりでいいので、更新頑張ってください! (2018年12月9日 19時) (レス) id: e2eb4a4c26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラララちゃんですよ〜 | 作成日時：2018年12月9日 17時
