浅沼家の日常

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貴方side


あのまま番組が止まったままなのも行けないため、とりあえずコーナーに移った。


ちょいちょい小野くんを弄りながらも番組は進んでいく。


だが忘れてはならない。


この番組には恐ろしい飲み物が存在するということを...


神「今、スタッフが必死に焼きそばパン取りに行ってます」


浅「あんなに慌てていくってことはスタッフ達勝つと思ってないってことだからね？！！」


『いなくちゃいけない人もいなくなっちゃった(笑)...あ、こっちから戻って来た』


小「はーい、焼きそばパン届きました。」


浅「『ありがとうございます。』」


小「何も無いとあれなんでお茶もどうぞ。」


小野くんがそう言っている間にｽｯとさりげなく神尾くんが私と晋さんの水を回収する。


浅「え、これみんな食べてるの？」


神「大体そうなんですけど、1人だけ机の中に入れた奴がいます。」


その言葉を聞いて私も晋さんも思わず苦笑して固まる。


浅「それは、数ヵ月後に見つかるやつですね」


『机の奥深くにねぇ。暗黒物質が...』


小「夏休み前とかにね(笑)」


浅「じゃあ、僕昼にカツ丼食べたんで一口だけいただきます」


『いただきまーす、』



そう言って1口焼きそばパンを齧る


お、結構美味しい



小「焼きそばパンなんでね、飲み物が欲しくなっちゃう」


浅「青のりついてますからね」


『鏡でチェックしないとね』


そう言うと、晋さんが突然こちらを見てきた


私の隣に座る神尾くんは首を傾げている


『あぁ...うん。ついてないわよー』


どうやら、のりがついていないかをチェックしたかったらしい


神尾くんも小野くんもまたニヤニヤしてこちらを見ている


『はい、ニヤニヤしなーい。じゃあ私達はお茶を頂きましょう。』


晋さんもカップを持つ


そして、飲もうとしたその瞬間



浅「『...え？』」


浅「そういう事か」


色々察してしまった私達


晋さんは前から飲んでるからいいとして←(良くない)


私は初の苦いお茶


とりあえず生放送的にNGにならないように頑張ろう

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