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誕生日当日 ページ1
「おめでとう！センラ！」
「おめでとう！センラくん！」
「おめでとな、センラ！これ俺からのプレゼント！」
「私からもプレゼント！おめでとう、センラくん！」
今日は僕の誕生日。クラスの友達からプレゼントと“おめでとう”の言葉をたくさんもらった
けれど、俺が気になっていた幼なじみの女の子からは
『ん、プレゼント』
と言いすぐに席に戻っていった
“おめでとう”とは言わずに
流石に自惚れしすぎか。と思ったけが、心のそこでは
“おめでとうを言うのを忘れただけかな?”
と思ってしまう。
「ホンマに僕アイツのこと好きやな」
そんな俺の小さな声はクラスの人の声でかきけされた
なぁ、何で君は僕に“おめでとう”を言わんかったん?
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