対照的な僕ら【神威】 (ページ9)

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8.遅かったページ9

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神威side

神威「早く！！Aを出せよ！！！

お前らの仕業だってぐらい、分かってんだぞ！！」

＿＿＿＿＿何が、すぐ戻るだよ！！！

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俺が買い忘れたものを

Aが買いに行ってからもう2時間くらい過ぎた

おかしい

こんなに時間がかかるわけがない

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だとすると、

神威「調子に乗るなよって、言ったよな！

Aをいじめんなって、言ったの忘れたのか！？」

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＿＿＿＿コイツらしかいない

「ほ、ほんとに知らねえよ！！」

「俺たち何もやってねえ！！」

ﾊﾞｷｯ

鈍い音が何度も響き渡る

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「＿＿＿＿珍しい奴がいるって、言っただけだ！

おれは…何も悪くない！！！」

神威「………おい、どういう事だよ。」

血に染まる手で、

そいつの胸ぐらを掴む

「っ…！

連れ去られそうになって、怖くて、…でも、」

"あいつがいたから"

＿＿＿＿＿＿その言葉を聞いた瞬間、

何度も顔に拳をぶつけた。

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走って、ソイツらの飛行船を探した

でも、その姿はなかった。

「ついさっき、出てったよ。」

知らないおっさんに、そう聞いた

そのまま、俺の足は地面へと落下した。

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