対照的な僕ら【神威】

7.なにもできなかった ページ8

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何かに頭を強く殴られる


いつも虐めるアイツらか、そう思ったけど



霞む目に見えるのは明らかに大の大人。



「おい、このガキ本当に珍しい髪してんぜ。」



「こりゃあ高く売れるかもな！」




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話している間に立ち上がった


この大人達に立ち向かおうとした




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「＿＿って、おい！まだ意識あるぞ！」



「めんどくせぇガキだ。」




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でも、


今まで縛られていた言葉があまりにも重くて、





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『ｯ…！！』





何もできず、何かもせず





『…か、むい…』




目を閉じた。

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