Story43 ページ45
『もしかして…特待生の肩書を剥奪されたあのとき……?』
「そうですよ、要は些細な失言でそうやってどん底にまで突き落とされた。
小さい頃に母親も亡くした要は劣悪な環境で育った。でもそこから必死に這い上がって玲明学園の特待生にまで上り詰めた。
嬉しかっただろう、要は。すごく。
だけどそれが一瞬にして無くなった」
それは…知っていた。
風の噂で十条くんは特待生じゃなくなったと。本当に些細な出来事だったそうな。
それを聞いたときは私も驚いた。
「だからそれを知った父親は俺に手紙を書いた。要を助けてほしい___と。
それを聞いた俺は自分の力を弟に分けてあげた。見事特待生に返り咲くまで。」
「風早巽や非・特待生が占領していた仕事をコズプロと連携して要に回し、特待生に平等に分配した。
そして……そこから、要が今も再起不能に陥った愚かな非・特待生からの暴徒に繋がります。」
『私…そこからは分かるよ。そうやって不満を募らせた非・特待生達はある時十条くんと巽先輩がユニットを結成するって言い出した日に十条くんに殴りかかった…って。
【あの明星を覚えていますか】っていうよくわからない映像と共に。』
そう…十条くんはそうやって理不尽に暴力で掻き消されてしまった。
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勿忘草色のダイヤスート(プロフ) - あんスタの七種茨君大好きさん» 返事が遅くなりすみません!凄く嬉しいお言葉ありがとうございます!息抜きに占ツク開くと通知来てて飛んできました(笑)これからもこの作品をよろしくおねがいします!私も茨大好きだなぁ… (2022年5月15日 13時) (レス) id: a8e241aa65 (このIDを非表示/違反報告)
あんスタの七種茨君大好き(プロフ) - とても面白い内容で一気に読んでしまいました笑続きが気になるし早く読みたい気持ちはあるけど学生生活を優先して下さい♪これからも応援してます頑張って下さいね☆ (2022年5月14日 13時) (レス) @page9 id: 498b316b23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷雨 | 作成日時:2022年5月9日 14時