Story35 ページ37
「実は、今玲明学園で貴女の居場所が殆ど無いと漣経由で副所長からお伝えされまして。貴女はご存知でしょうけど2年前起きた非・特待生による暴徒でHiMERUと巽は大怪我を負いました」
『うん…まさか…』
「そのまさかです。実際玲明学園はその非・特待生たちを無罪放免しました。有罪ならば何故活動休止をHiMERU達がしていたかお茶の間にも伝わっていますから」
HiMERUくんは段々言葉に重みを載せて私に伝えてきてくれている。
「ですからその暴徒が新たに出てくるのではないか、それと同時に貴女の2年前の事故と今回のステージでの事故、関連性があるのではと副所長やHiMERUは踏んでいます」
『事故の関連性も？』
「ええ、こうやって暴徒を起こしてもコズプロからしたら被害よりも事務所の利益を優先しますから。それを元々知っているずる賢い玲明学園の生徒はその性質を利用して事故を意図的に発生させたのではないか、と思っているのです。」
それはコズプロは完全に犯罪を犯しているのでは…？それはともかくHiMERUくんに話をまとめてもらう。
『HiMERUくん…簡潔に言うと…？』
「つまりは貴女は暫く学園において危機感を持ちながら生活するべきと言いたいのです。幸い玲明学園には漣や巽、桜河が入学していますしね。なるべくその人たちから離れず学園生活を送ってほしいのですよ」
HiMERUくんは自分が玲明学園にいない分他の任せられる人達に代わりに私を守ってもらおうとしてくれている。本当、ありがたい人たちに恵まれたなぁ。
『ありがとう、HiMERUくん。私明日から気をつけるよ。』
「お役に立てたなら何よりです。あぁ、それとあともう一つだけ」
『？？』
私は流石に分からないからはてなを浮かべていると次の瞬間に驚きの言葉が私の耳に飛び込んできた。
「俺はAさんが好きです、なので宜しければ明日にでも会えませんか？」
『えっ、明日？』
「はい、明日俺の想いを直接伝えますので。空いていればで良いですよ。」
『夕方なら空いてるよ。』
「なら夕方、お待ちしていますね」
それでは失礼します、と電話は切れた。
………まさか告白ですか
『ちょっと…私どうしよう…今からドキドキしてきた…』
私はソファに寝転がりながらさっきのHiMERUくんの言葉を脳内で再生する。
本当に明日告白されたら私OKしていいのかな？そう思いながら少し浮かれ気分で明日の学校の用意をしていく
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勿忘草色のダイヤスート(プロフ) - あんスタの七種茨君大好きさん» 返事が遅くなりすみません!凄く嬉しいお言葉ありがとうございます!息抜きに占ツク開くと通知来てて飛んできました(笑)これからもこの作品をよろしくおねがいします!私も茨大好きだなぁ… (2022年5月15日 13時) (
レス) id: a8e241aa65 (このIDを非表示/違反報告)
あんスタの七種茨君大好き(プロフ) - とても面白い内容で一気に読んでしまいました笑続きが気になるし早く読みたい気持ちはあるけど学生生活を優先して下さい♪これからも応援してます頑張って下さいね☆ (2022年5月14日 13時) (レス) @page9 id: 498b316b23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷雨 | 作成日時：2022年5月9日 14時
