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Story14 ページ15

家に着くと私はそのままお風呂場に直行した。汗もかいたしお風呂でリラックスしたかったから。

『はひぃ〜〜。お風呂最高〜♪』

疲れた体に暖かいお湯と入浴剤のいい香りが染み渡る…♡

『一人暮らしだとお風呂の順番を気にしなくていいからいつでも一番風呂だよね〜。いや〜、楽だ。』


お風呂から上がって私は冷蔵庫に入っているジュースを一気に飲み干してソファに寝転がる。

『……ていうか、何でHiMERUくんって一番タイプに合わないCrazy:Bに入ろうって思ったんだろ?』

ふと頭に浮かんできたその思いは頭から離れない。昔からあぁやって人と馴れ合うタイプでもステージでファンと物理的な距離を詰めるのもしなかったことだ。
しかもCrazy:Bは一言でいうと

パリピ

だ。

やっぱり疑問が消えない。
だから私は見たことなかったCrazy:BのMVをYou○ubeで見てみるとやはり不思議なのだ。
ルールに縛り付けられず自由に舞台を飛び回る蜜蜂たちにHiMERUくんが混ざっているのが。


『HiMERUくんも何かCrazy:Bに惹かれるものがあったのかな…?』


テレビ番組でお仕事が一緒になったとき初めて出会った頃はお互い中学生で、なんだか弟みたいだなって思っていたのにCrazy:Bで活動しているHiMERUくんはなんというか凄く大人っぽくて。
数年前、病室であったのを最後に私の中のHiMERUくんは変わりきっていた。

『…そのせいなのかな。なんだか変にドキドキしちゃう…。』

やけに最近HiMERUくんのことばっか、考えてしまう。
だから日曜日のお出かけのことも

『デート…になっちゃうの…?』

と考えてしまう。

HiMERUくんはそんなふうに意識していないはずなのに、私も、弟のように見ていたはずなのに。

『私だけ…こんなふうに思っちゃうなんて、HiMERUくんが知ったら引かれちゃうよね。』

この心はきっと閉ざすべきなんだ。
この関係を悪くしたくない。

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設定タグ:あんスタ!! , HiMERU , Crazy:B   
作品ジャンル:恋愛
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勿忘草色のダイヤスート(プロフ) - あんスタの七種茨君大好きさん» 返事が遅くなりすみません!凄く嬉しいお言葉ありがとうございます!息抜きに占ツク開くと通知来てて飛んできました(笑)これからもこの作品をよろしくおねがいします!私も茨大好きだなぁ… (2022年5月15日 13時) (レス) id: a8e241aa65 (このIDを非表示/違反報告)
あんスタの七種茨君大好き(プロフ) - とても面白い内容で一気に読んでしまいました笑続きが気になるし早く読みたい気持ちはあるけど学生生活を優先して下さい♪これからも応援してます頑張って下さいね☆ (2022年5月14日 13時) (レス) @page9 id: 498b316b23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷雨 | 作成日時:2022年5月9日 14時

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