2 ページ2
Aside
まさかFBIまで絡んでいるなんて国際指名手配は私が想像しているより大きい組織なのかもしれない。
日本の公安も奴らを追っていてどんだけ悪事を働いているんだろう。
腹の中まで真っ黒に染まりきった奴らはたらふく私腹を肥やしているんだろうな。
赤「…なんて顔をしているんだ」
はっと気付くと怪訝そうな顔をした赤井さんの手が私の頬に添えられていた。
「なんでもない。FBIがなんで彼らを追っているの?」
赤「君も知っているだろう彼らの悪事を」
「えぇ。だから追っているの」
何も言わずに私を見下ろす赤井さんの視線を感じながらウィッグを取る。
私が手を下すのは遠い道になりそうね。
赤「プライベートで奴らに用があるのか?」
「秘密」
赤「野暮な真似はするなよ」
「フフフ…ありがとう」
彼は根っから良い人なのね。
赤「なんだ機嫌良いな」
「赤井さんがカッコいいんだもの」
赤「全く…君は小悪魔気質があるな」
「そんな女はお嫌いかしら?」
赤井さんは私の頭に手を置き、ニヤリと笑った。
赤「むしろ唆られるさ」
126人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2023年5月1日 13時) (レス) @page15 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 続き読みたいです! (2022年6月1日 0時) (レス) @page15 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美 | 作成日時:2020年6月22日 11時