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A「やばい！もう19時になるじゃん！
家帰ってすぐにご飯作らなきゃ…！」
そう言って私は立ち上がる
A「お皿とスプーンだけ洗うの任せていいかな…？
フライパンとかはもう全部片付いてるから」
ごめんね…！そう言って私は財布からお金を取り出して永瀬くんにさっきの半分を払う
でも永瀬くんはそのお金を私のブレザーのポケットに無理やりしまった
A「ねぇ、本当に、！」
ダメだよ！そう言おうとした時
廉「じゃあさ」
そう話し出す永瀬くんを見る
廉「また作りに来てや、オムライス
それでチャラにするから。だからお金はガチでいらん」
そう言われて私は仕方なく引っ込めた
まぁまた作ればいいのか
作ることなんてあるかな？
なんて思いながら私は急いで財布をしまうと慌てて永瀬くんの家を出る
A「お邪魔しました…！」
そう言って出ると永瀬くんも家を出て鍵を閉めている
なんで？
そう思っていると
廉「一応送る」
そう言ってポケットに手を入れて歩き始めた
私はそんな永瀬くんの後ろ姿を追いかけた
一応なんて言いつつ気にかけてくれてるんだろうなぁって
永瀬くんなりの不器用な優しさに心が温かくなった
そのまま永瀬くんと私の家まで向かう
その間も永瀬くんとは色んな話をした
そして
廉「…いっつも�盒兇砲竿唳遒辰討襪鵝�」
急に海人の話をし始めた
A「毎日じゃないよ？
海人が気が向いたら夜ご飯食べにくるって感じかな。
まぁだいたいいるけど、笑」
今日は何作ってあげようかななんて考えながら歩く
廉「ふーん。ほんま仲ええねんな」
そう言われて、うん！と笑って返す
そのとき
私は永瀬くんの向こう側に玲が歩いているのが見えた
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 14時
