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廉「気向いたら個人的に教えるで」
色々な。なんて言いながら女の子に向かって微笑んだ
そんな永瀬くんを見て、ｷｬｰなんて言ってる女子
いやいや、
なにがｷｬｰなの
今のはやばい発言でしょ？
絶対裏で何するかわかんないよ
何で気付かないのかな
そんなことを思っている私の横では玲と海人が羨ましいわぁなんて言ってる
その隣では結菜が
出た！なんて言っていた
私は結菜の発言が気になって話しかける
A「出たって何が？」
結菜「出た！女達！って意味よ
永瀬くんって本当いつも囲まれてるよね
だから永瀬くんの隣はこうやって女の子でいっぱいになるし結構騒がしいよ
てか同じクラスなのに知らないの？」
もう1ヶ月は経ったのに、なんて言われて
全然知らない。と答えた
そんな私にも結菜は呆れたけど
まぁAだからね。なんて言って片付けられた
でも急に何かを思い立ったようにまた話しかけてくる
結菜「ていうかさ！永瀬くんって女の子に優しいで有名なのに…」
そんな風に言って私の顔を見てくる
結菜と同じように海人と玲も見てくるから
思わず、なんなの？と聞いた
玲「さっきのAへの感じ、優しくなかったよな」
結菜「うん。なんか永瀬くんってあんなこと言うイメージないよね！」
うんうん、と目を合わせて話している2人
海人「永瀬に嫌われてるんじゃないの？」
なんてサラッと凄いことを言ってくるのが海人
そうなのかな…？
そう思っておそるおそる永瀬くんを見る
確かに女の子たちに微笑んでる
私の時は、どうなんだろ
優しくない、ことはない
でも今みたいに優しいかと聞かれたらそうではない
玲「昨日Aが当番の仕事で何かやらかしたとか？」
結菜「ありえるね、この子海人と一緒で鈍感なところあるから」
なんて言われて焦る
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 1時
