バレかけた ページ5
A side
A「なんか騒ぎが起きて訓練終わっちゃったし...どうしよ」
私はこの時気を抜いていた
城への侵入者が気を抜く暇なんてないのに
「！誰や！！」
A「え」
まずい！誰か来た！！
今植物呼んでも間に合わな、！あっ！
『変化 猫！』
ﾎﾞﾌｯ
「...え？ね、猫か」
A「ンナァー」
危な...バレたと思ったわ
てかこの子鬱じゃね？？幹部の鬱じゃね？？？
ut「かわええ女の子の声がしたと思ったんになぁ...勘違いやったか...」
...超うれしい...けど女の子でも侵入者は捕まえなきゃいけないんだぞ！
この子はやる時はやるけどちょっと屑な1面があるのが玉に瑕なんだよなぁ...そこだけ直れば完璧なんだけど
ut「久しぶりに見る猫もええもんやな」
てかこの国は猫愛が強すぎないか？？猫が可愛いのは分かるけど植物も愛せ？？？
ut「猫はどうやってここ来たん？どっから入ったん？」
A「ナァー」
そっか！それ考えてなかったわ！どうやって逃げよう...鳥とかに変化すれば良かったな
まぁまずは此処を離れるべきか
A「ニャン」
じゃあね！鬱！サボらずお仕事頑張ってね！！
「植物達よ、私を城の屋根まで運んでおくれ」
ut side
ut「あっ行ってもうた」
可愛ええ白猫やったなぁ
でもどっから入ったんやろ
今日は同盟国の──国とか──国が遊びに来るからどんな人でも動物でも侵入禁止にしとったはずやねんけどなぁ
正門は通れないし塀は高いし...羽が生えてたとか？？なわけないわ
あれ？ってか今猫ってどこいった？？下に落ちてった、よな？
ここ屋上やぞ！！猫でも危ないわ！！
ut「お、おらん」
死んどっても生きとっても下に確実におるはずなんに、どこにもおらん
ut「え？ほんまに羽が生えとったパターンとか有り得るん？？」
そんな猫おったらくそかわええとは思うけど、怖すぎやろ...
A side
ふぃー危なかった、本気でバレたと思ったわ
次からは猫じゃなくて鳥とか逃げ足が早いものに変化する方が安全安心だね
今回で超学んだわ
A「やっぱ屋根は涼しいわー！！」
あっ変化はもう済んだから超喋れるっていうか鬱の元から離れた瞬間に変化しちゃったわ
高い所なんてほとんど見られないし安心
次はどこに行こうかな
図書館？食堂？総統室も頑張れば行けるな
どこにしようか迷うな...これは
──────
擬音がムズい
頭悪いからあれ以外思いつかない...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おしちゃん(プロフ) - すごい面白いです！！もういつ捕まっちゃうのかハラハラドキドキですよw！！変化ってかっこいいですね！！次の更新が楽しみです！！体調に気をつけて頑張ってください！！ (8月27日 16時) (
レス) @page16 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぬん | 作成日時：2023年4月2日 16時
