植物人間【d!】 (ページ23)

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ダッシュ！！ページ23

Aside

ここの国の王の間って凄い構造でさ、最上階の階段の真反対に設置されてるんだよね

だから逃走には1番向いてない設計といっても過言ではない

それに階段も上から下まで直通じゃなくて2階ごとぐらいで別のところにあって降りずらい訳

だからもう、ね

os「ひとらん頑張って走って〜！」

ht「振り落とされないでねマンちゃん！！」

shp「クソ先輩めっちゃ揺れるんすけど！！」

kn「ア"ーッハッハ！！！！怪我したのが悪いんだなショッピィ！！！」

tn「やっぱグルさん連れてこなければ良かったわ…！！」

gr「これもこれで楽しいんだゾ！！」

怪我人と非戦闘員の事体力ある奴らが背負ってる…キツそ

でもこれ無理じゃないか？

rb「…！あと1分や！！走れ！！」

sha「どう考えても敵多すぎるわ！！遠距離もっと倒せ！！」

ut「動いてる敵に当てんのムズいんやって！！」

さすがに無理そうだねぇ、出ようか

A「初めまして！我々国諸君！こんな危険な場所で何してるんだ？」

ht「あの時の！」

os「指名手配犯めぅ！」

指名手配犯で覚えられてんのか

zm「あっ侵入者やん」

マイナスのイメージしか持たれてない…

A「…まぁまぁ！！窓に"道"あるし！ここから帰りな」

sha「み、道？」

私は植物の使い手だからね、植物で避難用滑り台みたいなのを作るのは簡単だったよ

まぁゴツゴツしてて結構痛そうだけど…

A「さぁ！早く！逃げなくて大丈夫？時間は大丈夫？きちんと支えておいたから安心して行ってくれ」

rb「あと30秒！」

gr「…行くぞ！！」

tn「あっちょグルさん先陣切るなバカ！」

25

ht「行くよマンちゃん！これしかない！」

os「仕方ないめぅ」

20

zm「…俺も行くわ」

sha「下でなんかあったら怖いし俺も！」

15

kn「仕方ないわ！！行くぞショッピ！」

shp「…はい」

10

shp「アンタもはよ来てくださいね」

A「え？…行ってるし」

5

A「生きててくれよあんたら！！あんたらの無事を祈ってるよ！」

4

覚悟は決めてる

3

だって私神らしいし？

2

まぁどうせ生きてるよ！

1

だから安心してよ

0

No side

周囲に爆音が響き渡った

「みんなーー！！！どこいんだーーー！！！！」

誰かの大声が聞こえる

友人を探している声みたいだ

でもあの子の声はしない

姿も見えない

どこ？

どこ？

あの子を、探して