[文豪ストレイドックス]文豪少女はE組に[暗殺教室]

敦「あの、太宰さんをどう思いますか?」貴女「藪から棒にどうしたのさー。えっと、変態心配性ロリコン自殺(未遂)志願者な保護者。」敦「......僕視点、ですね。」 ページ36

貴女「すぅ、すぅ。」




Aさんは、探偵社のソファーで寝ている。




太宰さんはAさんに悪戯(いたずら)ーといっても頬を触ったり髪をいじったりだがーをしていた。




敦「あ、そういえば、Aさんの異能力ってなんですか?」




異能力を使う瞬間も見たことないですし。と付け加えた。




治「そうだねぇ。あ、皆はわかる?」




太宰さんは微笑みながら探偵社員に聞く。




潤一郎「多分ですけど、『自然を操る』だったはずです。」




え......???




『自然を操る』ってつまり、最強中の最強ってことじゃ......。




治「惜しい!!でも、Aちゃんはそう自称しているからなぁ〜。」




じ、自称......?




(Aと太宰と乱歩と社長を除いた)探偵社員一同で考えるがわからない。




鏡花「答えは?」




治「彼女の本当の異能力はね......＿＿。」


--


??「起きて、Aちゃん。」




??「目覚めないわ。大丈夫かしら。」




??「えぇー、僕もAとお喋りしたいよぉー。」


--


治「＿＿自然の神様や精霊ーAは『自然の者』と呼んでいるーと干渉し合うんだ。」




敦「其れってどういう......。」




治「人の話は最後迄(まで)聞きたまえ。そうだな......。彼女は『自然の者』に愛され、『自然の者』はAちゃんの願いを叶えんとする。意識の共有もできるから、Aちゃんが思った瞬間に。




昔は『自然の者』の意識も拾ってしまっていたり、凡て認識してしまっていたけれど、今はそんなことは少なくなっている。でも、Aちゃんが望めば姿も表すし、意識の共有もできる。」




太宰さんの話をまとめると




・『自然の者』はAさんを溺愛している
・Aさんが望めば意識の共有も認識もできる
・Aさんの意識は勝手に汲み取れる
・『自然の者』は自然を操ることができる
・優先力は他の異能力より上
・太宰さんの『人間失格』でも意識の共有等しか止められない
・特一級異能力




だということらしい。


--


貴女「おはようございます。水幸様(すいこうさま)、火羽様(かばねさま)、木葉様(このはさま)。」




水幸様(すいこうさま)「嗚呼、Aちゃん大丈夫??」




火羽様(かばねさま)「心配したわ、此方でも寝てしまったのかと。」




木葉様(このはさま)「A会えて嬉しかったよー!!」




貴女「私もです。でも、明日は早いので程々に。」





『地獄の花』

業「なんで夏休み中来なかったの?」貴女「保護者に勉強を強要された。」カエデ「え、大丈夫だった??」渚「沖縄の暗殺の内容わかる?」貴女「軽く説明してくれるか、資料くれたら大丈夫。」→←貴女「皆、熱中症には気をつけようね!!」渚「恐ろしいほど爽やかな笑顔......。」治「餌(現金)で釣った。」渚「ひぃ。」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す