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控えめに仕事させて.14【お知らせ有り】 ページ14

急ですが番外編終わりです______________________________________

「ユウ君っ!!」
「小春ー!!」

感動の再会のように熱く抱き合う男二人組を目の前にしてAは助けを求めていた。
これでは挨拶どころの騒ぎではない。

だがしかし、今現在助かる余地なし

『お引き取り願います。やるんだったら白石と石田の前にして』

「いやぁん、Aはんもしかしてもしかしなくても嫉妬してはるのぉ?」

「もし宜しければ我らの同志として_」

一氏が右手で金色の手を握りながらAに左手を差し伸べる。”同志”の意味が理解ができない

『いや、君達のような新人類の仲間入りはしたくないかな』

「同感です。会長さんに迷惑かけとる先輩方、気持ち悪いっすわ。朝からやめてもらえます?」

三年生の年上に堂々と気持ち悪いと言い終え、何食わぬ顔でおはようございますと言う財前にAは感動した。

『財前君…君、生徒会に入らない?あんなところで埋もれてちゃダメだよ。君にはもっと良い将来が...』

「熱弁してもらってるところ悪いんすけど、俺面倒ごとごめんなんで」

そう言って財前は門をくぐり抜ける。どこか冷めていると言うべきかはたまたクールなだけなのか。
一氏が「あいつの方が新人類や」と吐き捨て金色とともに走って後輩を追っかけていった

『本当、他の部活の人たちどこ…』

どこを見ても来るのは男子テニス部の奴らのみ。レギュラー陣以外の人たちも続々と湧いて出る。

「耳寄りな情報聞きたいか?それはやな、男子テニス部以外今日は朝練ないんやで。まぁ朝早くからご苦労さん。おはような」

『おはよ謙也。聞き捨てならない言葉を聞いたけど、お前だったから気が保てたよ。

…んで、浪速のスピードスター精神どうした』


「俺ん家、学校から遠いねん。分かるやろ?せやからどんだけはよぉ〜起きても歩く爆竹の金ちゃんにはどうしても勝てへんのだわ。前は頑張って負けんように徹夜とかして粘ったんやけど…あいつ………おんねん。俺よりも前に。学校に。」

せやから朝練ある時は健康第一に普通に来るのだとヤツは言った。何処かやつれたような顔つきに見えるのは真実だという証拠だろう。

肩に手を置きAは頷いた。その合図でショボショボと構内に入っていく彼の背中はとても小さかった。

『さ、休憩入りますか…!!みんなおつかれ!!』

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山下後輩(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 原哲也ですか!!高校生組でも出せそうですね!!でもちょっと笑ってしまいました。小説は厳しいですがキリがついたら番外編で出したいと思いますね! (2017年11月4日 20時) (レス) id: d71824c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 原哲也(ハラテツ)の小説も書いて欲しいです (2017年11月4日 19時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マオ(プロフ) - 有馬さん» ありがとうございます!家庭事情により更新がものすごく遅くなりますが頑張っていきたいと思います!! (2017年6月6日 0時) (レス) id: 9f003b2981 (このIDを非表示/違反報告)
有馬 - すっごい面白いです!!!更新がんばってくださいね^ - ^ (2017年5月20日 22時) (レス) id: a61dc9da8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山下後輩(マオ) x他1人 | 作成日時:2017年4月5日 20時

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