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アイドル ページ24

森「アイドルやりたい」

中紅「「……は?」」



それは、唐突に起きた。




中「首領……(頭)大丈夫ですか?」

紅「遂に(頭を)やられたか……」

エ「うわあ……キモい」

森「何で!?」

三人が一斉に冷たい目で放つ言葉に、思わず森は立ち上がった。

森「違うよ!?流石に私がアイドルやる訳じゃないからね!?」

紅「何だ……つまらんのう」

森「紅葉君は私に何を求めているの!?」

中也と紅葉は胸を撫で下ろした……が、次の瞬間、今度はエリスの方を見た。

中「真逆エリス嬢を……アイドルに!?」

エ「!?絶対厭よ!そんなことしたら絶交だからね、リンタロウ!」

森「判ってるって、エリスちゃん」

語尾に『♡』が付きそうなくらいの笑顔で答えると、森は中也の方を見た。



森「中也君……アイドルになる気は無いかね?」

中「無いですね」

即答された。

紅「そもそも、何故アイドルなんて云い出したのかえ?」

森「いやあ、最近探偵社に組合に鼠にと色々な組織を相手にした所為で出費が酷くてねえ……。
アイドルで儲かって活動資金に当てようと思ってね」

中「成る程……(いや、他にもっと方法あんだろ)」

紅「ほう……(アイドルなら中也なんかより鏡花の方が……否、鏡花は私のもの……)」

エ「リンタロウにしてはまともな理由……(待って、リンタロウのまともって何だっけ?)」

三人が三人共、言葉とは真逆のことを考えた。
だから人間は怖いんだよ本当……。



森「どうしようかなあ。
あ、樋口君とかノリノリでやってくれないかな?」

中「樋口……芥川がやるならきっとやるのでは?」

紅「否待て!
樋口なら『あ、芥川先輩の為にも……アイドルになる訳には……』的なことを云うに決まっておる!」

森「……やめよう。アイドル」

中「それが良いですよ」

後に立原(見張りしてた)は、

「ポートマフィアって……(いろんな意味で)ヤバいです」

と条野に語ったという。

ご挨拶。→←暇人



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 短編集 , テンションハーイ   
作品ジャンル:アニメ
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オルツィ - 幻央さんって鹿児島の方だったのですね、私の鹿児島に住んでいてこの間高校受験でした!これまでの作品全て読ませいただきましたがとても面白かったです (3月10日 10時) (レス) @page29 id: d01bbc0c89 (このIDを非表示/違反報告)
トトロッチ - おつ。またあそぼうぜ。 (2020年3月13日 20時) (レス) id: 68e523a720 (このIDを非表示/違反報告)
翠緑胡蝶(プロフ) - 幻央さん» お疲れ様でした。結果がどうであれ、後悔のない未来が来ることを祈っています。 (2020年2月22日 23時) (レス) id: 556759340c (このIDを非表示/違反報告)
幻央(プロフ) - 翠緑胡蝶さん» ありがとうございます……(泣) (2020年1月15日 16時) (レス) id: f0181d6ea6 (このIDを非表示/違反報告)
翠緑胡蝶(プロフ) - 幻央さん» では改めまして3日ほど遅れましたが、一周年おめでとうございます。 (2020年1月15日 13時) (レス) id: 556759340c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:幻央 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月31日 20時

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