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やっと止まった場所。

それはプールサイド。

屋上にプールがあるこの場所は
体育でプールの授業があるときにだけ
出入りが許されている場所。

それを知っているのは3年生くらい。

そう。ここに連れて来たのは



「ごめんな。突然、連れ出して…」

他でもない健水だった。

さすがに連れて来た本人も息を切らしている。

「あのっ…私に…何かっ…用、ですか…」

お互いに息を切らし、上手く話せない。

健水は、きちんとほのかと距離を置いて
息を整えてから

「たぶん、昼休みとかって教室におるだけでも
しんどいやろうなぁと思って」

その言葉にドキン…としたが
久しぶりに走ったせいで動悸なのかなんなのか
ほのかにはわからなかった。



「だからって無理矢理、連れ出してごめんな」

何度も謝る彼に

「…そんなに、謝らないでください」

と言うとき、ふと目が合った。

そして瞬時に逸らした。

お互い、恋愛初心者である。

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星空宇宙(プロフ) - すぐ帰るとことか同じ過ぎる (2020年12月5日 21時) (レス) id: 4c7289b17b (このIDを非表示/違反報告)
星空宇宙(プロフ) - 今の私の現実と同じすぎて奏音ちゃんの表現力に鳥肌たったしめっちゃ跳び跳ねてる! (2020年12月4日 19時) (レス) id: 4c7289b17b (このIDを非表示/違反報告)
星空宇宙(プロフ) - 奏音ちゃんありがと( *´艸) (2020年12月4日 19時) (レス) id: 4c7289b17b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空井 奏音 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年12月4日 19時

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