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23、健水視点 ページ23

エミ「なんで、あんな危ないことしてたの?」

紫織「ここから見えますかね?
白い子猫が降りれなくなってるんですよ」

上を見上げると、確かに車椅子とかに乗ったら
届きそうなところで動けず固まってる子猫。

紫織「あの子を降ろしてあげたくて…」

健水「よし。任しとき」

紫織「え?」

その場に紫織とエミを残して、倉庫へ。



たぶん、この辺にあるんちゃうかな…

健水「あった!」

急いで、2人がいる庭へ戻った。



エミ「脚立なんて、よく見つけましたね?」

健水「どこにあるかだけは聞いてたから」

説明しながら、脚立をセットして…

高っ…怖っ…

なんて思ってられへん。

なるべく下を見ないように子猫に手を伸ばして…

健水「届いた!」

紫織「健水さん、気をつけてくださいね」

健水「大丈夫や」

大丈夫ちゃうけど。



健水「ほら、もう登ったらあかんで」

脚立を降りて、紫織に子猫を渡す。

紫織「良かった…怪我してない…」

そのときの笑顔が本当に可愛くて

初めて紫織を見たときみたいに
また心がドクン…と跳ねた。

そうか…

これが、恋、なんか…

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作者名:空井 奏音 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月20日 21時

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