17:俺様系…? ページ17
夕飯を食べ、お風呂にも入った。
治が居ない為、中也が優しく抱きしめてきてくれた。
『ねぇ…なんでそんなに普通なの?』
中「ずっと警戒してたって疲れるだけだ。
なら減らしていいだろ?」
中也はそう言った。
するとお腹に手を回してきて、背中にベッタリくっついて来た。
私は『ふーん』と声を出し、テレビを見た。
(疲れる…かぁ……)
中「それより、今の状態分かってんのかァ?」
『え?』
背中には中也が居て、お腹に手を回している。
ただそれだけだ。
目を丸くすると「こういう事だよ」と言って、私の体勢を崩した。
…そして、私はソファの常に寝転がった。
『…』
中「いい眺めだなァ。Aの顔が良く見える」
中也は私の上に乗り、馬乗り状態だ。
そして近づき、耳にキスをした。
中「んじゃ、罰ゲームの2つめは襲われろ」
そう言われた。。
…ははーん。
俺様系の男か?
ん??
私は『マイダーリンか笑』と嘆くと中也は口元にキスをした。
ちゅ…
そんな可愛い音がなり、中也のスイッチが入ってしまったようだ。
そんな彼を見て私はニコニコしていた。
中「…優しく出来ねぇ」
『いいよ。もう汚れてるし』
中「…最後までしたのか?」
『まさか、途中で殺したよ。
でも触れられたらもう汚れてるでしょ?』
中「んじゃ、俺が初めてになるかもなァ」
中也はそう、冗談交じりでそういった。
…確かに奪われたことはない。
チラッ…と表情を見ると真剣で、落ち着いているように見えるのに理性と戦っているんだろう。
(トドメを刺しますか。)
『そっか。中也が良いかも』
中「!」
『なんちゃって…うわぁ!?』
私は横抱きで中也に持ち上げられた。
そして階段を登り、寝室まで連れていかれた。
……ベットにゆっくり体を下ろしては荒々しく唇を奪った。
『んっ……』
中也は布団を身体にかけ、「俺を見ろ」と声を掛けてきた。
『もう見てますよ』と声を掛けると笑ってくれた。
そして少し乱暴に服を脱がしてきた。
…やはり、声が漏れるのは恥ずかしい。
そういう羞恥心はある。
すると中也は何かを察したのか、敏感だと思われる胸に触れた時はキスをして口を塞いでくれた。
(……嗚呼、思ったより丁寧)
そして、私達は1夜を過ごした。
思ったより体力が削れてしまい、睡魔が襲った。
私はそのまま眠りに落ちた。
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シグマ(プロフ) - 文ストさん» ありがとうございます!すごく頑張ってます、これからも楽しみながら無理せずやります! (2022年11月18日 1時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
文スト - とっても面白いです!1日に2回ほど投稿してて凄いです!これからもがんばってください! (2022年11月17日 18時) (レス) @page34 id: 7342f3c81f (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - ザイさん» ありがとうございます!お気に召していただいてよかったです。 (2022年11月6日 4時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
ザイ(プロフ) - 面白いです!猫っぽいとか性癖に直接ぶっ刺さりました。 (2022年11月5日 23時) (レス) @page11 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 水彩さんさん» 水彩さん!えへへ、ありがとうございます!! (2022年11月3日 14時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mao2929891/
作成日時:2022年11月3日 11時