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かのじょ6 ページ6

芥「待て待て、貴様は誰だ。」
『取り消すのが先だ。早く言え』


Aは声を真っ黒にして、怒っていた。
芥川は訳も分からなかったが、とりあえず「取り消すから離れろ」と言った・
すると、Aは静かに離れた。

…笑わない幼女。
そして、「餓鬼と言う言葉を取り消せ」と言う。


芥「餓鬼は取り消す。幼女だな」
『うん。それでいいよ』

芥「貴様は何者だ。そしてその封筒は誠か?」


Aは芥川に書類を渡した。
今回は避けることは無く、芥川は無事受け取れた。
そして、芥川がそれに目を通した。


芥「なっ…本当か!?」
『本当だよ。太宰はこの1週間。君の修行に付き合わない』

芥「っ…」


芥川は顔を顰めた。
不満らしい。
そして出て行こうとしていたため、Aがコートを掴んでいた。

…引き留める。

芥川はその行動にも不満を持った。


芥「離せ。僕は太宰さんの所にっ」
『意味がない。君の意見は通らないよ。芥川』

芥「なっ…!」


芥川は此方を見た。
…目には驚き、不信感、嫉妬。

ん?嫉妬?


芥「そう言えば、貴様は誰だ。まだ僕は何も聞かされてないぞ」
『話そうと思ったら、何処かに行こうとするのは君でしょ?』

芥「…座ろうか」


ーーーーーー
ーーーー
ーー


『私は須田A。この1週間だけマフィアに居る』
芥「貴様が僕から太宰さんを取り上げた犯人か。」


芥川はそう言ってAを睨んでいた。
理解はしている為、行動に移すことはしなかったが…理解できてなかったらしていただろう。

その姿にAは溜息を付いていた。


『芥川。お前、自分が"傷つき過ぎている"と言う自覚は無いのか』


Aは冷たい目でそう言った。
芥川の体からは血の香りがする。
酷い香り。

それらが示していることは、体が太宰の訓練に付いていけてないと言う事。

芥川は目線を逸らして「余計な心配だ」言った。
この危なさに、彼は気づいていない。


『…あー、成程。太宰が私に秘書&教官を頼んでくる意味も分かるなぁ…』
芥「は?」

『こんな傷ついた負け犬に、訓練何てメンドクサイに決まってるよねぇ。』


Aは、盛大に大きな溜息を付いていた。
…言葉は止まらなかった。


『自分で体調の自己管理が出来ない部下何て、ショージキお荷物だし。
太宰も、それが面倒で、私に頼んできたことの理由も分かるわぁ…。』

芥「…((((怒」

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2021年12月3日 0時

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