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かのじょ37 ページ37

そんな軽い会話をしながらエレベーターを上がり、部屋に着いた。
鴎外の部屋を開けると、中にはエリスが居た。


エ「あら、A!久しぶりね!」


彼女は手にはぬいぐるみがあった。
クマのぬいぐるみ。
それは最近…いや、数年前の鴎外と私の手作りのぬいぐるみだ。


(結構前のやつなのに…まだ持ってたんだ)


そんなことを思いながら口を開けた。


『久しいね。エリス』
森「エ、エリスちゃぁ〜ん!」


落ち着いた声で話す私と対に、鴎外が前に出てはしゃぎ出た。


(…あ、マズイかも)


私は急いで抱っこされている手を外して抜けようとした。
が、ガッチリボールドされている。


(ぬ、抜けないッ)


そしてそのホールドされたまま、鴎外はエリスに抱きつきに行き…私も巻き込まれた。


ぎゅゅーっ


そう効果音がなりそうな程、鴎外はエリスを抱きしめていた。
エリスは”今回は”逃げようとしない。
そのまま小さい私の頭を優しく撫でてくれた。


『やだ!離してっ!』

エ「やるじゃない。リンタロウ」
森「うふふ、当たり前じゃないか」


ジタバタと暴れるも、2人に押さえつけられて動けない。
数十秒したが、動けないことを理解したので暴れるのを辞めた。

遠くからは「抱きつくのがまさかの出来てる…」なんて驚いた声があがっていた。

鴎外はそのまま私とエリスを連れて、首領室のイスに座った。
膝に乗せられて、エリスは逆側の膝に乗せられていた。


(エリス…静かだなぁ)


なんて思いながら手を握り、前を向いた。
前にはこれまた驚いている4人がいる。
…エリスは驚いた目て私を見たが、その後は嬉しそうに笑っていた。


『さて、私の異能力について話そっか』


思わず強ばった声でそう言った。
そして、目線をどこか逸らして説明した。。


___

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2021年12月3日 0時

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