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エレベーターが着いた先は人気のない階だった。
彼は慣れた足取りで私を導き、私は彼を信じるしか無かった。
『どこに向かうの?』
「俺たちの愛の巣だ」
『愛の巣…ね、ねぇそれよりも私を貴方の家族に紹介してくれないの?』
私はそう聞くと「嗚呼、親父か」と彼は口を開けた。
そして”そんなこと気にしなくていい”と元気そうに言った。
『でもパーティを開けてくれたのは貴方のお父さんだし、感謝の一言でも言わないと…私が悪い子よ?』
「俺の親父はいいんだよ!
そんなことより食われたのは最近だろ!?
お前のヤな記憶は変えないとしんどいだろ」
彼はそう言って立ち止まった。
そしてある部屋を開けて、私に部屋の中を見せてきた。
部屋内は綺麗に飾りつけしており、そういうムードを出すために部屋は薄暗くなっていた。
(……………………っ…)
『でも、私、自信が無いわ。貴方に見合う女性か___んっ』
私の口を遮るようにキスをされた。
両手首を捕まれ、逃げることも出来ない。
ディープキスをされ、口の中の感じやすい場所を撫でられ続けた。
(や、ば…)
キスが上手い。
それは生まれ持った才能なのか。
作られた私の努力では上回れないっ!
息の根があがり、体に力が入らなくなると彼は私をベットに持って行った。
『や、やだ!こわいっ、こわっ__んぁ…』
「大丈夫…俺が何とかするよ」
ベットに敷かれ、彼は私の上に覆い被さった。
思わず生理的な涙が零れたが、彼は勘違いして優しくキスをして、意識を逸らそうとしてきた。
(ま、まずい、まずい…食われるっ!)
治以外やだ!
やだ、やだ、やだ、やだ
久しぶりの蝶の役_演技に集中しすぎで抜け出す時間が無かった。
取引ばっかで判断が鈍ってしまった。
それに個室まで来てしまったから、他の人の力は借りれない。
(くっそ、なんでなんでこんなにキス上手いんだっ)
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シグマ(プロフ) - 黒川かぐやさん» うふふふ、嬉しいです!ありがとうございます!まじ共依存しか勝たん★ (8月27日 20時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - あの、好きです……えっと、その👉👈ほんとにこの関係が好きで、この作品沼すぎて、何回も見直しちゃってるくらいです……共依存しか勝たん🥺👊 (8月27日 18時) (レス) id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 橘スミレさん» ふふふ、ありがとうございます! (8月27日 3時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
橘スミレ(プロフ) - これぞ共依存ですね。最高です。 (8月27日 0時) (レス) @page44 id: 4832f2335e (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 眠いちゃんさん» おおっ、いいところに気づくねぇ!(ありがとうございます!) (5月13日 19時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2022年10月23日 19時