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お昼を食べ、昼食はとても美味しかった。
正面には座らず、隣でベタベタと話し合う。
お腹が膨れた時、治はデザートを頼んでくれた。
「それで、何があったんだい?」
店員に頼み終わった途端、彼の視線は私に向いた。
私は視線を横に逸らしながら素直に口を開けた。
『中原と任務に行くことになったの』
「…………」
そう伝えると、彼はまたか_と顔を歪めた。
偶に彼と任務があることは治も理解している。
それがおしごとだから。
『パーティのお仕事。蝶の役』
「は?」
『だから行かなきゃ行けな__っ!?』
その瞬間_私の唇が荒々しく奪われた。
彼の瞳を見ると人を殺しそうな真っ黒な目をしていた。
その瞬間、どくんと心臓が高ぶった。
(嗚呼、怒ってる)
頭の後ろに手が回ってきて、口の中で深く絡まりあった。
ほんのりと甘い唾液が解け、私の腰が震えると離してくれた。
「だめ♡」
『…治…』
「中也と居るだけでも嫌なのに、蝶の役目なら尚更許さないね」
蝶_とは私と治だけの言葉。
それは色仕掛けをする時の言葉である。
マフィアで繋がっていた時はよくお互い色仕掛けをしていから、言い換えて、
私の場合”蝶”
治の場合は”蜂” としていた。
『……治、愛してるよ』
私はそう言って抱きしめた。
ぎゅーっと強く抱きしめると、彼も答えるように返してくれた。
「うふふ、私も愛してる。逃げてしまうかい?」
甘く囁いてくれた。
いつもカッコイイ声なのにこういう時は優しくつい甘えたくなったが、心を鬼にして堪えた。
(今夜はずっと私のことを考えてくれそう)
蝶になりに行こうとすると、彼はハラハラして考えてくれる。
それがとっても可愛くて私が縛れる繋ぐ紐だ。
『ううん。仕事するよ』
「………そうかい…」
『だから今夜はずっと起きてて。ちゃんと抱いて』
強く抱き締めた私の口元は気分よく微笑んだ。
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シグマ(プロフ) - 黒川かぐやさん» うふふふ、嬉しいです!ありがとうございます!まじ共依存しか勝たん★ (8月27日 20時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - あの、好きです……えっと、その👉👈ほんとにこの関係が好きで、この作品沼すぎて、何回も見直しちゃってるくらいです……共依存しか勝たん🥺👊 (8月27日 18時) (レス) id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 橘スミレさん» ふふふ、ありがとうございます! (8月27日 3時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
橘スミレ(プロフ) - これぞ共依存ですね。最高です。 (8月27日 0時) (レス) @page44 id: 4832f2335e (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 眠いちゃんさん» おおっ、いいところに気づくねぇ!(ありがとうございます!) (5月13日 19時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2022年10月23日 19時