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それは、異能力でよく見た帽子の男性だった。
…避けられない戦闘はきっとあることなんて分かってる。
誰かとは正面で戦う覚悟は持ってる。
私は片手にナイフを持って構えると、彼は少し驚いた。
「子供を手にかけるのは俺はあんまり好きじゃないけどよォ
…目的はなんだ。
子供が来る所じゃねェんだぜ？」
余裕そうに言う彼に、私は口を開けた。
深い深い過去の執念を含めた殺気と、私の生きる理由の復讐。
私は終わらせに来ただけ。
『ここのボスを殺すだけ。邪魔しないで』
「……」
『盾突くなら、私は殺す』
「はは、マジかよ。いいぜ、やって野郎じゃねェかァ！」
そう言って彼は素早い動きでやってきた。
私は1発目を避けて、目を刺しに行った。
避けたことに驚いたのか、彼の反応は少し遅れて髪の毛が数本切れただけで終えた。
(初動は悪くない)
腐っても私はここで育った両親の娘だ。
2人のいいところは受け継いでるｯ
私は少し距離をとって、玩具の銃を向けた。
「っん？それ、小さくねぇか？」
『うるさい』
ﾊﾞﾝ!とコルク弾が撃たれると、その銃弾は彼の目の前で止まった。
『……はぁ？』
「全くの情報不足だなァ！！」
『っ…』
すぐに受けの構えを唱えて、私は攻撃に当たった。
壁にベコッと当たり、全身が壁に強打。
…思わず涙が出そうになったけれど何とかこらえて立ち上がった。
(彼に弾は通らない)
1度のミスでそれを知れたからもうそれでいい。
すると、彼は少し足に触れて首を傾げていた。
ちょうど、お腹にあるマンガ本に当たってくれたおかげでお腹は痛くない。
ナイフで漫画を止めてるベルトを切ると、バサバサバサ…と本が落ちた。
もう銃で打たれることはなさそうだからわざと落とした。
「子供でも対策はするんだなぁ？」
『これからが本調子だからっ！』
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シグマざん(プロフ) - るなさん» ありがとうございます。マイペースにやらせて頂きます (12月8日 0時) (
レス) @page12 id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
るな - 続き楽しみにしてます！ (12月7日 23時) (レス) @page12 id: 4b22b5eac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグマ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp//
作成日時：2023年11月24日 10時
