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私達が街に着くと、丁度夕日が背中を照らしている頃だった。
空がオレンジ色に染まり、刻々と藍色が襲ってきている。

…今夜はどうなるのか。
どこまで逃げるつもりなのか。
そんなことは私達は気にしない。


(ギャラさんとバルさん…はぁぁああ!早く会いたいッ)


『? 待って友達A』
「ぬっ!?…ん?」


そう思っていると、ふと街の人々が見えた。
…広間に固まって何かをしているみたい。


(何してるんだ…ろ…?)


ふと、真ん中には赤い帽子が見えて大きな車が見えた。
_デデデか。

なぁんだ、またくだらないことを街の人に………?




あれ?


そういえば、なんで私初めデデデの部屋に訪れたんだっけ?

確か、変わりたくてローアに乗りたくて…
でもそこにデデデが居て…
ギャラさんについて話してたみたいで…
そこから゙魔獣゙を呼び出して…
Aに恋を……?


(あ゙〜!!!!)


恋に関する魔獣をデデデが買って…Aを探しに離れたんだった!?

_気づいた時、時すでに遅し。
街の人々とデデデと人魚の魔獣が私達の方を見つめていた。


(マズイっ!)


『な、なに?』


Aは嫌な気がしたのかいち早くそう口にしていた。
私は前に立ち守るようにして、口を開けた。


「逃げて!!」
「居たゾォォイ!!愛しのAゾイ!」

『はぁ?急過ぎてッ』


Aは戸惑ってしまい、足が動いてなかった。
その間に、デデデは「魔獣!あの子ゾイ!」と命令していた。


「まぁ分かるわぁその気持ちッ、彼女ぉ、可愛らしいものッ!」
『…』


゙赤い目゙をした魔獣は、にこっ…と笑った。
…確かに魔獣はハートとかついてて可愛い。


(でも、うちのカービィには勝たんのだ!!)


魔獣は懐からハート型の銃を取り出し、こちらに銃口を向けた。
私も魔獣を見ながら視界に大きな木を視界に入れた。


「ハートショット♡」
「ウォータービーム!」


手から上手く水が出て、お互いの真ん中地点で打ち合いになった。
そして辺りには私の効果_水蒸気が広がった。


(良かった…。
私の命中率はまだ分かんないから早くAには逃げてもらわなきゃ!)


「A!早く逃げて!」
『…っ』

「??」

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シグマ(プロフ) - ぽむぽむさん» ありがとうございます! (2022年10月23日 11時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
ぽむぽむ - すごい面白いですね!! (2022年10月23日 8時) (レス) @page13 id: 70d6eb4085 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2022年6月29日 8時

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