Milky Way 〜いまあいにゆくよ〜

32、有栞side ページ32

有栞｢私は…愛栞もいるし、私自身まだ子供だし、
女の子と付き合ったこともないし、
健水…愛さんは芸能人で大人だし…
こんな風に告白されたのも愛栞のパパ以来で…
正直、どうしたら良いのか、わかりません…｣

健水｢そっか。｣

正直、愛さんに対して
特別な想いがないと言えば嘘になる。

だけど、これが恋心なのかどうかさえ、
今の私にはわからない。

だから…

有栞｢だから…私を落としてください！｣

・・・・・・？？？

『えぇ!?』

光黄｢え、そういう話の流れだった？｣

怜生｢いや、違うと思うけど？｣

真咲｢あのー、一体どういう…｣

有栞｢私を恋に落とせたら
愛さんと交際します。｣

言ってることが、めちゃくちゃだぁぁぁ！

なんだよ、落としてみろって！

なんで上からなんだよ！もぉ！

健水｢( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽ｣

来音｢け、健水くん？壊れてもうたん…？｣

健水｢いや、いたって正常や。｣

び、びっくりした…

人、一人を壊してしまったかと思った…

健水｢ええよ。その挑戦やったるわ。｣

有栞｢えっ。え、本当に？｣

健水｢有栞のこと落とせばええんやろ？
それぐらいできんで、付き合えって
勝手すぎるやろ？だからやる。｣

え、あ、その…嘘でしょ？

宙｢さっすが健水兄さん！カッコイイです！｣

(ﾟ∀ﾟﾉﾉ"☆(ﾟ∀ﾟﾉﾉ"☆(ﾟ∀ﾟﾉﾉ"☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!!!

私の飛んだ発言が、すごいことになりました。

33、かなside→←31、健水side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す