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You side
「…奪った…?」





YR「えぇ。私の好きな人はルハンよ。」






「オンニの好きな人がるぅ…なんですか…?」


頭を鈍器で殴られたぐらいの衝撃だった。



オンニの好きな人がるぅ?

ルー・ハンなの…?


「…私っ、知らなかったんですっ!」


私の声に周りにいたスタッフたちが気づき始めた。


YR「嘘よ!前に言ったわ!私の好きな人が彼だって!

なのに、あなたが私から彼を奪ったの!」


私はそんな話聞いたことがなかった


「そんなこと、聞いたことありませんっ」


でもどんなに否定を述べても入社3年目のオンニと入社したての私では信頼なんて一目瞭然だった。




スタッフの殆どはオンニを信じた。






そこからの毎日は最悪だった。









噂は以前より過激になり、


悪口を言われることも多くあった。









何よりも辛かったのはオンニと離れたことだった。






オンニは勘違いしてるだけだ。

ちゃんと謝れば大丈夫。




簡単に考えていた。









ある日、飲み物を買いに行った時にオンニとオンニの友達が自動販売機の前で話していた。






「謝るのは今しかないよね…。」


勇気を出してオンニのいる自動販売機の前に歩いて行った。


「あの、オン



スタッフ「あはは笑笑

でもユラ、Aちゃんにあんなことしてよかったの?」

YR「ふっ笑

あんなことって?」

スタッフ「だって彼女、ユラがルハンのこと好きだって知らなかったでしょ?

言ってもなかったのに言ったなんて嘘ついて笑笑」


うそ…?


YR「だってむかつくんだもん。

あんなにかわいがってあげたのに、簡単にルハンを奪って。

こらしめたくなったのよ笑」


こらしめたくなった…?



YR「元から嫌いだったのよ。

先輩にブリブリしちゃってさ、

必死なのが見ててイタイ笑」



あんなに慕ってたオンニの本音だった。




嫌い…?









聞くのも嫌になる言葉ばっかりだった。



「…ははっ…オンニは私のこと好きじゃなかったのか…」



オンニは嫌いだった








私がつきまとってた









「…っう…ふっ…きら…いっ…オンニはっわたしのこと嫌い…っう」



泣くことしか出来なかった私はオンニと話すこともなくその場から逃げた。






YR「まぁ、もういいんだけどね笑

私が手を下さなくってもやってくれる人がいるから。」


そんな声を聞きながら。

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設定タグ:EXO , ルハン , BTS   
作品ジャンル:恋愛
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sara(プロフ) - ハニさん» 遅くなってしまいました…すみません。ありがとうございます…! (2017年4月29日 22時) (レス) id: 2f52c9a0e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハニ - 感動しました!最高ですね(^^)更新楽しみに待ってますね!頑張ってください( ^ω^ ) (2017年3月3日 22時) (レス) id: 9a680bd3bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sara | 作成日時:2016年11月25日 0時

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