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V side
目の前でおこっていること
これは夢?
いや、夢なんかじゃない
現実なんだ
ヌナはルハニヒョンの腕の中にいて
キスをしている
今までで見たことがない一番愛おしそうな顔で
ルハニヒョンを見つめるんだ
だからどんなに僕がヌナにアピールしたって
届かないんだと痛いほど実感した
「そんなにも、ルハニヒョンを想っているの…」
小さい声で言った僕の言葉は
誰にも伝わることはなかった
JG「ヌナ、幸せそうだね…」
ジョンググに言われた
でもほんとは幸せじゃないんだ
ヌナが幸せになれるのは
あの人から解放されて、
笑顔でルハニヒョンのところに行けた時…。
久しぶりに会えても
どんなにキスをして
どんなにハグをしても
それがどんなに嬉しくても
ヌナは幸せになれないんだ
この場面を見ているのもこんなに苦しいのに
考えるのはヌナのことばっかりで
でもそんな気持ちもヌナには伝わらない
ヌナの一番はルハニヒョンで、それは昔も今も変わらないこと
そんなことわかっているのに
ヌナへの気持ちは変わらず
むしろもっと強くなっていく
ヌナ、僕を見てくれないの?
その目に捉えるのはルハニヒョンだけなの?
ヌナとルハニヒョンの再会を喜ぶべきなのに
素直に喜べない僕は
やっぱり悪いやつ?
でも僕の心の中の気持ちなんて誰にもわからないでしょ?
.
.
ごめんね、ヌナ
ルハニヒョンのところに戻らないで。
.
.
ずっと僕たちのそばにいて…っ
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sara(プロフ) - ハニさん» 遅くなってしまいました…すみません。ありがとうございます…! (2017年4月29日 22時) (レス) id: 2f52c9a0e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハニ - 感動しました!最高ですね(^^)更新楽しみに待ってますね!頑張ってください( ^ω^ ) (2017年3月3日 22時) (レス) id: 9a680bd3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sara | 作成日時:2016年11月25日 0時