ＢＭ plus１ [２]

(episode.57) 気持ち ページ8

 

A｢んー･･･何にしよう｣

本田｢優柔不断やね｣

あれから２人で近くのカフェに入った、
だけど何を注文しようか全く決まらない･･･。

A｢もういいっ！ カフェオレ！｣

本田｢あ、最初の考えに戻ったのね｣

A｢いいのっ！ あ、すいませ〜ん｣



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A｢やっぱ、カフェオレで正解｣

氷をストローでカラカラと鳴らしながら
本田君を見れば難しい顔をしてる。

A｢本田君、どうかしたの？｣

本田｢んー？ 前にさ好きな人の話ししたやん？ あれから全然振り向いてくれんくてさ｣

A｢あぁ！ もしかして、それを私に相談したかったの？｣

本田｢ほら、今もこんな見当違いな事言ってくるやん？ 目の前に居るのにさ〜･･･｣

A｢･･･え？ ちょっと言ってる意味が分かんないんだけど･･･ もっと簡単に言ってくれないかな？｣


本田君はたまに私が理解出来ない難しい事を言ってくる、頭の作りが違うのかしらね･･･。


本田｢Aちゃんの事が好きなのにな｣

A｢･･･えっ｣

ゆったりとしたＢＧＭが鳴る店内。
本田君からの突然の告白に、一瞬思考が停止する。

A｢じょ･･･｢冗談じゃないよ、本気｣


私の言葉を遮り、真剣な目で訴えてくる本田君にドキッと心臓がなる。


A｢それっ･･･て、みんなも･･･｣

本田｢それは分からんよ？ だけど俺は･･･｣

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