最年長組。３【桃】

・　ななもり。side ページ32

アナウンサー「今日16時頃、○○の◇◇の交差点にて交通事故がありました。事故によって27歳の女性が意識不明の重体となっています。では、次のニュースです。」


たまたまつけたテレビで事故のニュースがやっていた。


ななもり「最近はやけに物騒だなぁ。」


すると、突然携帯がなった。ディスプレイには『さとみくん』と表示されている。


ななもり「もしもし、さとみくん？どうしたの？」


天月 「ななもりさんの携帯であっていますか？」


ななもり「あれ、天月さん…？」


天月 「あ、はい。すぐにすとぷりのメンバーに□□病院に来てと連絡してもらっていいですか？」


ななもり「え！？どうしたんですか！？」


天月 「事情はあとで説明しますので！取り敢えず来てください！！」


ガチャ


一方的に切られてしまった。天月さんと言えばらぎちゃん。俺はさっきの事故のニュースを思い出した。


ななもり「考えるな、考えるな！らぎちゃんが事故に遭ったと決まった訳じゃない！！」


そう自分を奮い立たせ、俺はすとぷり全員に連絡をした。


ななもり。緊急召集。今すぐに□□病院に向かって。天月さんが待ってるから。なるべく早く向かうように!


そして俺も病院に向かうための準備をし、家を出た。

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