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無理無理無理ッ!
膝の上に座って恋愛映画見るなんて
カレカノレベルってもんでしょー?!←
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藤「なんでこないの?」
不満そうに呟くたいぴー。
A「・・・いや、それはいくらなんでも、」
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藤「いいから。・・・おいで。」
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おいで、とか優しく言った割には
強引に私を抱き上げて
自分の足の間に入れた。
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藤「さっきだって、泣いてるときこうしたじゃん。」
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A「それはそうだけど・・・。それとこれとは・・・。」
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藤「あ、始まったよ!」
タイミングが悪いのか、それともいいのか、
ちょうど映画が始まって
結局そのままの体勢。
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藤「意識してるようなこと言うな・・・」
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A「え・・・?なにか言った〜?」
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頭の上でボソッと言われた言葉が聞き取れなかった。
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藤「ん?なんでもねーよ?・・・ほらテレビ見る!」
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上を向いてたけどぐいって顔を前に向けられる。
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A「・・・はぁい」
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DVDは本当、面白かったし
恋愛っていいなあ、なんて思ったりした。
あれ?私ちょっと大人になったな!!へへ!←
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藤「・・・んじゃ、寝るか?」
A「うん」
藤「じゃなくて・・・俺どこで寝るの?」
A「え?一緒に寝ようよ」
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藤「・・・は?Aのベッドで?!」
A「うん。」
そのつもりだったけど。
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藤「お前・・・、意識してんのかしてないのか、わっかんね」
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そう言って頭を掻いて笑ったたいぴーは、
ベッドに入って、目を瞑った。
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・・・中学生のころだって、同じ布団でみんなで
寝たじゃん。
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そう思って、寝てるたいぴーを見てたら、
藤「ったく。ほら寝るよ。」
布団を上げてくれた。
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藤「・・・変なこと言ってごめんな?おいで」
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ちょこんってベッドに入ったら
布団をかけてくれて、
藤「おやすみ、甘えん坊」
って。
だから私も
A「おやすみ〜。たいちゃん」
って返したら
軽くパコッと頭叩かれて
藤「・・・太輔だろ?」
って目を瞑った。
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ふぅーみぃー - 笑いがとまりません(笑) (2016年12月11日 16時) (レス) id: 2271a2e46e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - 面白いです!! (2015年6月6日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
珠姫 - 玉ちゃん ヤバスティックバイオンリーサイさり気ないエロがいいです (2014年3月30日 14時) (レス) id: ad6570b9ea (このIDを非表示/違反報告)
珠姫 - 玉ちゃん ヤバスティックバイオンリーサイさり気ないエロがいいです (2014年3月30日 14時) (レス) id: ad6570b9ea (このIDを非表示/違反報告)
千ちゃん - もっと小説書いて下さい (2014年3月24日 13時) (レス) id: 7519011872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たむあ | 作成日時:2013年8月3日 2時