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藤「A?・・・・泣いてる?」
北「え?」
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ひょいって持ち上げられたかと思えば
たいぴーのあぐらをかいてる上に座らされた。
っていうより足の間?
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優しく抱きしめて包まれる感覚。
それだけで安心する。
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藤「怖い?・・・部屋、出る?」
A「だ、だいじょーぶっ・・・・」
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私の意地っ張りが発動して、
部屋からは出られない。
・・・けど、出たい。
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藤「無理しなくていいよ?・・・部屋、出よ?」
優しく聞いてくれるけど
首をふるふる振った。
藤「んー。おれ、喉渇いた・・・。リビング行きたい。行こ?」
A「・・・うんっ。」
多分喉なんて渇いてないよね・・・。
たいぴーそういうとこ、すごい気がつく。
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藤「大丈夫?・・・ちょっと怖すぎたよな?」
たいぴーも苦笑い。
ほら、やっぱ相当怖いやつだったんじゃん。
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A母「なあに?そんな怖い映画なの〜?あらあら、泣いたの?」
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藤「あれはめっちゃ怖いやつ。Aが泣くのも無理ないかも」
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A母「あら・・・。じゃあ今日は1人じゃ寝れないわね?」
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A「うっ・・・」
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痛いところをつかれた・・・・。
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藤「・・・泊まっていってやろうか?」
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A「え??」
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藤「今日、寝れないんだろ?」
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A母「あら〜!!いいアイディア!」
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A「いいの?」
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藤「いいよ。夜は2人で楽しい映画でも見ない?」
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A「うんっ見たいっ」
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たいぴーが優しくて、安心して、
思わずたいぴーの手をギュって握ったら、
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藤「甘えん坊。」
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そう言いながらもギュッて
手を握り返してくれた。
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玉「わーーーーあーーーー!!なんでAいなくなるの?!」
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裕太が泣きながら走ってきて
その瞬間はなされた手。
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藤「お前、・・・・顔ひどくね?」
玉「怖くて耐えらんなくなっちゃった・・・」
A「裕太可愛いっ」
藤・玉「お前が一番怖がってただろ!」
A「あは」
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ふぅーみぃー - 笑いがとまりません(笑) (2016年12月11日 16時) (レス) id: 2271a2e46e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - 面白いです!! (2015年6月6日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
珠姫 - 玉ちゃん ヤバスティックバイオンリーサイさり気ないエロがいいです (2014年3月30日 14時) (レス) id: ad6570b9ea (このIDを非表示/違反報告)
珠姫 - 玉ちゃん ヤバスティックバイオンリーサイさり気ないエロがいいです (2014年3月30日 14時) (レス) id: ad6570b9ea (このIDを非表示/違反報告)
千ちゃん - もっと小説書いて下さい (2014年3月24日 13時) (レス) id: 7519011872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たむあ | 作成日時:2013年8月3日 2時