11つ目 ページ13
トントンSide
ト「じゃあAさんついてきてください」
『はい』
そう言って俺の後ろをトコトコついてくる…
え…かわいい//何なん?この生き物は…？
俺はマフラーで口元を隠しニヤけているのがバレないようにする
『トントンさん…そのマフラーって…？』
ト「ん？これですか??なんか小さい頃からずっと持ってて何やろ？なんかすっごい大切なものなんすよ…」
『そう…ですか…//』
そう言って帽子を深くかぶって顔を隠すが真っ赤なのはバレバレや…何なん//まじで…
最初似合ったときからなぜか鼓動が速い…
一目惚れ…とか言うやつなんやろか？でもなんでやろ?ずっと会いたかった人みたいな…
うまく言えんけど…
俺は間違いなくAさんに恋しとる
この恋だけは誰にも譲れんわ
仕事内容を説明しているとAさんが急に倒れてきた。
咄嗟に受け止めるが俺の心臓はバクバクしすぎている。
ト「大丈夫ですか？」
一応平然を装っとるが多分…いや絶対顔は赤いやろな
『すいません…ちょっとふらっと来ちゃって…」
ト「こう言うときはありがとの方が嬉しいな…」
『フフ…ありがとトントン……さん//』
思わず、といった所なのか"さん"をあとから付け足して恥ずかしがるAさん
ト「敬語にしなくても別にいいですよ。無理にとは言いませんけど…」
『じゃあトントンさんも外してください敬語』
マジカ〜…女性にタメ口とかで話したことないわ
ト「えと…じゃあA……でええか…？」
『はい…トントン…なんですか？』
ト「敬語抜けきれてないやんけ笑」
『あっ…ホントだ笑難しいので徐々に外していきますね』
ト「おん、それでええで」
そこに空気を読まずに入ってきた男が来た
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天ノ命 | 作成日時：2019年6月20日 19時
